イーライ・ロス監督『サンクスギビング』特別映像公開 実在した殺人鬼の都市伝説も明らかに
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12月29日(金) 公開の映画『サンクスギビング』の特別映像が公開された。
ホラー界の鬼才イーライ・ロス監督が約10年ぶりに本格ホラーに挑み、「これ以上の映画は撮れない。思い残すことはない」と断言する本作。11月に全米で公開されるとヒットを記録し、早くも続編が製作されることが決定している。
このたび公開されたのは、本作に登場するお面を被った謎の殺人鬼ジョン・カーヴァーについて、ロス監督らが語る特別映像。カーヴァーは実在した人物で、1620年にメイフラワー号で上陸した清教徒「ピルグリム・ファーザーズ」の指導者。物語の舞台である感謝祭(サンクスギビング)発祥の地・マサチューセッツ州プリマス植民地の創設者でもある。
映画の中では、町の警察署の前に彼の胸像が立っていたり、感謝祭のパレードでは人々が彼のお面を被ったりと、町の重要な存在として描かれているが、彼には不穏な都市伝説が残されている。入植後、彼の周りでは50人もの清教徒仲間が次々と謎の死を遂げてしまうが、カーヴァーの死後にその不可解な現象は収まる。その後、彼の死体は放置され朽ち果てたが、その魂はいまもプリマスの町を彷徨っているという。
映像内でロス監督が「平和な町に、突如謎の殺人鬼が現れる」と話すように、事件は前触れもなく突然始まり、町中が恐怖のどん底に突き落とされる。そんな中、地元の高校の仲良しグループの男女が、カーヴァーを名乗る謎のインスタグラムの投稿にタグ付けされたことに気づく。そこには感謝祭の豪華な食卓に自分たちの名札が意味深に置かれている。そして感謝祭当日、町のパレードにはカーヴァーのお面を被った人々であふれかえり、犯人探しは一層困難を極めるのだった――。
映画『サンクスギビング』特別映像
<作品情報>
『サンクスギビング』
12月29日(金) 公開
公式サイト:
https://www.thanksgiving-movie.jp