パク・ソジュンが忘れられないシーンとは、「コンクリート・ユートピア」新映像
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韓国映画「コンクリート・ユートピア」場面写真
大災害により廃墟と化した韓国ソウルを舞台にしたパニックスリラー「コンクリート・ユートピア」より、出演者のパク・ソジュンが「撮影が終わっても忘れられません」と語った本編映像の一部がYouTubeで解禁された。
本作の主な舞台は、唯一崩落しなかったマンション“ファングンアパート”。イ・ビョンホン演じる臨時住民代表ヨンタクを中心に、そこに集った生存者たちの争いが描かれる。パク・ソジュンはマンションの住人で誠実な公務員ミンソンを演じ、パク・ボヨンがミンソンの妻ミョンファに扮した。
解禁されたのは食糧難に見舞われた過酷な状況下で、ミンソンがなんとか手に入れた桃の缶詰をミョンファとこっそり食べるシーン。愛する妻と2人だけで食べようとするミンソンに対し、ミョンファは自分たちで独占していいのかと不安げな様子だ。平和が脅かされる状況で、ミンソンは「心配ない、何があっても僕が守るから」と優しい言葉をかけ、ミョンファは「かっこいいわね、私の夫」と笑みをこぼす。映像には、そんな2人が口づけを交わす寸前の姿まで収められた。
パク・ソジュンは、つかの間の幸せを感じさせるこのシーンについて「撮影が終わっても忘れられません。映画の中でもっとも心温まる瞬間だったような、そんな気がします」と思い入れを語っている。
「隠された時間」のオム・テファが監督を務め、第96回アカデミー賞国際長編映画賞の韓国代表作品にも選出された「コンクリート・ユートピア」は1月5日より全国でロードショー。
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