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『デビュー50周年記念 槇村さとる展』1月5日より開催 “幸せ”とは何かを追い求め続ける漫画家・槇村さとるの作品の数々を紹介

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「おいしい関係」単行本(集英社)3巻カバー原画 1994年7月発行 ©槇村さとる/集英社

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文京区にある弥生美術館では、2024年1月5日(金)より、『デビュー50周年記念 槇村さとる展 ―「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」まで』を開催する。

1973年「白い追憶」でデビューし、1978年にフィギュアスケートを題材にした「愛のアランフェス」で人気を獲得して以来、「別冊マーガレット」をはじめ、「マーガレット」「YOUNG YOU」「コーラス」「ココハナ」など、様々な雑誌で作品を発表してきた少女漫画家・槇村さとる(1956-)。現在も漫画家として走り続ける彼女のデビュー50周年を記念した同展では、ほとんどが初公開という原画約350点を紹介。

槇村さとるの作品といえば、ポジティブに活躍する女性たちとスポーツやダンスを主題とした作品が知られている。とくに初期の作品は「愛のアランフェス」や「白のファルーカ」などの氷上の競技や、「ダンシング・ゼネレーション」や「N★Yバード」のダイナミックで躍動的なダンスの表現が魅力的。天才的な才能を持ちながらも孤独と不安を抱えて戦い続ける人々の葛藤も、槇村の人気を不動のものとした。

1990~2000年代は「おいしい関係」や「イマジン」など、自立した女性を描いた作品が好評を得て、テレビドラマ化もされている。「若い女性たちを応援したい」という大きなテーマを持ち、「自立を求める女性」を繰り返し描いた槇村の作品は、当時の読者や視聴者の心を奮い立たせたことだろう。

さらに槇村は、1998年に発売されたエッセイ「イマジン・ノート」で複雑な生い立ちや漫画家としての半生を赤裸々に語って話題となった。以降、彼女はライフスタイルやファッションについて語ったエッセイ本も多数発売しており、同展ではそうした書籍の類も展示する。 

また展覧会のオリジナルグッズやコラボドリンク、トークショーやサイン会などのイベントも開催予定。詳細は美術館ホームページで確認を。

<開催概要>
『デビュー50周年記念 槇村さとる展 ―「愛のアランフェス」から「おいしい関係」「モーメント」まで』

会期:2024年1月5日(金)~3月31日(日)
会場:弥生美術館
時間:10:00~17:00(入場は16:30まで)
休館日:月曜(1月8日、2月12日は開館〕、1月9日(火)、2月13日(火)
料金:一般1,000円、大高900円、中小500円
公式サイト:
https://www.yayoi-yumeji-museum.jp/

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