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村子の声に耳を傾けて、7度「胎内」再演がスタート

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ナタリー

7度「胎内」より。(撮影:水本俊也)

7度「胎内」が昨日12月6日に東京・こまばアゴラ劇場で開幕した。

7度は、演出家・伊藤全記と俳優・山口真由の演劇ユニット。2021年に兵庫で開催された「演劇人コンクール2021」において三好十郎の戯曲「胎内」を上演し、伊藤が優秀演出家賞、山口が優秀演劇人賞を受賞した。再演となる今回は、同作を東京で披露する。

開幕に際し伊藤は「1949年、復興しはじめた戦後日本で書かれた『胎内』。そこに描かれた時代の閉塞感やあきらめ、無力感―それは、現代の人びとの生き苦しさにも通ずるものがあります。今回は、『胎内』を大胆に再構成し、村子というひとりの登場人物に、その思いを凝縮します。2021年、コロナ禍のため高まる閉塞感の中で初演した作品ですが、このたびようやく再演の機会を持つことができました。ぜひ、こまばアゴラ劇場で、村子の声に耳を傾けていただけたら幸いです」とコメントした。

上演時間は約1時間20分。公演は12月10日まで。

7度「胎内」

2023年12月6日(水)~10日(日)
東京都 こまばアゴラ劇場

作:三好十郎
演出:伊藤全記
出演:山口真由