新人賞のアイナ・ジ・エンド「お芝居、楽しい」、松村北斗と広瀬すずにも感謝
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第48回報知映画賞の表彰式の様子。左から岩井俊二、アイナ・ジ・エンド。
「キリエのうた」で主演を務めたアイナ・ジ・エンドが第48回報知映画賞の新人賞を受賞し、本日12月11日、東京都内のホテルで行われた表彰式に出席。監督の岩井俊二は膝を付いてプロポーズのように花束を差し出し、会場を驚かせた。
本作は、歌うことでしか“声”を出せない住所不定の路上ミュージシャン・キリエを主人公にした物語。BiSHの解散後、ソロアーティストとして活動するアイナ・ジ・エンドが長編劇映画の初主演を果たした。
岩井は「J-POPの才能の塊の彼女を撮影現場にお招きして、一緒に映画を撮らせていただいた。新人感は全然ないですが」と祝福。「BiSHの解散ツアーをしながら、合間合間に参加していただいた。忙しさのピークを遥かに越えたスケジュールの中で駆け抜けてもらった」と映画への貢献に感謝した。
アイナは「岩井俊二監督に見つけていただき、拾っていただいて。初めて映画に出させていただきました。自分からにじみ出てくるものを浄化させてくれたのは岩井さんでした」と述懐。共演した松村北斗と広瀬すずの名前も上げ「お二人のおかげでお芝居、楽しいなと思いました。居場所が増えました。ありがとうございます。これからもがんばります」と話した。