サルゴリラは「吉本のヒロトとマーシー」形が変わっても児玉と赤羽はずっと一緒
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「+act.」2024年1月より、サルゴリラ。
本日12月12日発売の雑誌「+act.(プラスアクト)」2024年1月号(ワニブックス)にサルゴリラが登場。「キングオブコント2023」優勝後の心境や芸歴20年の歩みを語っている。幼なじみの2人で吉本の養成所に入所し、コンビではなかなか芽が出ず、そこで仲良くなった芸人を誘ってトリオを組んでいた児玉と赤羽。解散後にまたコンビになったが、今度は現在構成作家としても活動している松橋周太呂を入れて再びトリオに。その「ジューシーズ」は早くから活躍し、レギュラー番組を持つも、やがて解散。形態を変えながらも2人だけは離れることがなかった様子を、フルーツポンチ村上が「ヒロトとマーシーみたい」だと言ってくれたという。
現在のサルゴリラになったのは37歳。ここまで積んできたキャリアは関係なしで、劇場では芸歴1年目が出るライブに参加し、アルバイト生活に。しかし辞めるという選択肢はなく、「サルゴリラになってからが楽し過ぎて! よりお笑いが大好きになっていきました」と赤羽。「根を詰めてやると、しんどくなって続かなかったりするじゃないですか。緩いから僕らは20年続けてこられたのかなと思います」と2人ならではの空気感を明かす。
サルゴリラ結成から4年後の2020年、ウケやすいネタではなく自分たちが好きなネタをやるようになり、「キングオブコント」に光が見えた。ネタ作りを2人で行い、終わったあとも2人で遊びに出かけるのがサルゴリラ。児玉は「だいたい(ネタ作りは)1時間半でやめます。それ以上は(集中力が)保たないので。そのあとモンベルとかに、ふたりで洋服を見に行くんです」といつもの流れを説明。赤羽も「そういう楽しいことをしている時にいいアイデアが出たりするんですよ。僕ら、一緒にいる時間はどのコンビよりも圧倒的に長いのが強みかなと思います。トモ(児玉)はそういう緩い時のほうがいいアイデアをたくさん出してくれるんですよね」と話す。
今後は賞レースを意識しないネタを作る単独ライブや、しずる、ライス、作家の中村元樹と共に活動している演劇ユニット・メトロンズに力を入れていきたいという彼ら。芝居や旅番組にも意欲を見せる2人のインタビュー本編は「+act.」2024年1月号でチェックを。