批評家158人が選んだ2023年映画ベスト50、日本の作品もランクイン
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「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」場面写真(画像提供 Apple TV+)
世界中の批評家158人の投票によって選出された2023年の映画ベスト50が、IndieWireで公開された。
1位はマーティン・スコセッシの監督作「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」。2位は2024年に日本公開されるクリストファー・ノーラン最新作「オッペンハイマー」で、3位にヨルゴス・ランティモスの「哀れなるものたち」が続く。7位にジュスティーヌ・トリエの「Anatomy of a Fall(英題)」、8位にグレタ・ガーウィグの「バービー」、10位にウェス・アンダーソンの「アステロイド・シティ」が入った。
日本映画では、14位に宮崎駿の「君たちはどう生きるか」、22位にヴィム・ヴェンダースの「PERFECT DAYS」、30位に山崎貴の「ゴジラ-1.0」がランクイン。日本映画ではないが山田太一の小説「異人たちとの夏」をアンドリュー・ヘイが映画化した「異人たち」が13位に入っている。
1位から50位のリストは以下の通り。
※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
世界中の批評家158人が選んだ2023年の映画ベスト50
- 「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」(監督:マーティン・スコセッシ)
- 「オッペンハイマー」(監督:クリストファー・ノーラン)
- 「哀れなるものたち」(監督:ヨルゴス・ランティモス)
- 「Past Lives(原題)」(監督:セリーヌ・ソン)
- 「May December(原題)」(監督:トッド・ヘインズ)
- 「The Zone of Interest(原題)」(監督:ジョナサン・グレイザー)
- 「Anatomy of a Fall(英題)」(監督:ジュスティーヌ・トリエ)
- 「バービー」(監督:グレタ・ガーウィグ)
- 「The Holdovers(原題)」(監督:アレクサンダー・ペイン)
- 「アステロイド・シティ」(監督:ウェス・アンダーソン)
- 「枯れ葉」(監督:アキ・カウリスマキ)
- 「ショーイング・アップ」(監督:ケリー・ライカート)
- 「異人たち」(監督:アンドリュー・ヘイ)
- 「君たちはどう生きるか」(監督:宮崎駿)
- 「パッセージ」(監督:アイラ・サックス)
- 「American Fiction(原題)」(監督:コード・ジェファーソン)
- 「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(監督:ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン)
- 「パシフィクション」(監督:アルベルト・セラ)
- 「Are You There, God? It's Me, Margaret(原題)」(監督:ケリー・フレモン・クレイグ)
- 「Afire(英題)」(監督:クリスティアン・ペッツォルト)
- 「ザ・キラー」(監督:デヴィッド・フィンチャー)
- 「PERFECT DAYS」(監督:ヴィム・ヴェンダース)
- 「マエストロ:その音楽と愛と」(監督:ブラッドリー・クーパー)
- 「ポトフ 美食家と料理人」(監督:トラン・アン・ユン)
- 「Godland(原題)」(監督:フリーヌル・パルマソン)
- 「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(監督:チャド・スタエルスキ)
- 「You Hurt My Feelings(原題)」(監督:ニコール・ホロフセナー)
- 「オール・ダート・ロード・テイスト・オブ・ソルト」(監督:レイヴン・ジャクソン)
- 「Do Not Expect Too Much From the End of the World(英題)」(監督:ラドゥ・ジューデ)
- 「ゴジラ-1.0」(監督:山崎貴)
- 「ココモ・シティ」(監督:D・スミス)
- 「Priscilla(原題)」(監督:ソフィア・コッポラ)
- 「De Humani Corporis Fabrica(原題)」(監督:ヴェレナ・パラヴェル、ルーシァン・キャステーヌ=テイラー)
- 「Trenque Lauquen(原題)」(監督:ラウラ・シタレラ)
- 「A Thousand and One(原題)」(監督:A・V・ロックウェル)
- 「ボトムス ~最底で最強?な私たち~」(監督:エマ・セリグマン)
- 「About Dry Grasses(英題)」(監督:ヌリ・ビルゲ・ジェイラン)
- 「20 Days in Mariupol(原題)」(監督:ムスチスラフ・チェルノフ)
- 「Menus-plaisirs - Les Troisgros(原題)」(監督:フレデリック・ワイズマン)
- 「Ferrari(原題)」(監督:マイケル・マン)
- 「A Still Small Voice(原題)」(監督:ルーク・ローレンツェン)
- 「Four Daughters(英題)」(監督:カウテール・ベン・ハニア)
- 「ボーはおそれている」(監督:アリ・アスター)
- 「帰れない山」(監督:フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン、シャルロッテ・ファンデルメールシュ)
- 「Saltburn」(監督:エメラルド・フェネル)
- 「The Eternal Memory(英題)」(監督:マイテ・アルベルディ)
- 「La Chimera(原題)」(監督:アリーチェ・ロルヴァケル)
- 「開拓者たち」(監督:フェリペ・ガルベス)
- 「瞳をとじて」(監督:ビクトル・エリセ)
- 「Eileen(原題)」(監督:ウィリアム・オルドロイド)
(情報提供:IndieWire / VM / ゼータ イメージ)