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猪野広樹、杉江大志、畠中洋が出演 ミュージカル『狂炎ソナタ』日本初演が決定

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ミュージカル『狂炎ソナタ』

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ミュージカル『狂炎ソナタ』が、2024年2月2日(金) から11日(日) にかけて東京・品川プリンスホテル ステラボールで上演されることが決定した。

小説家キム・ドンインの同名小説をモチーフにした本作は、死を通じて音楽的インスピレーションを得た天才作曲家がまた別のインスピレーションを得るために殺人を重ねてしまったということをベースに、音楽の真理を追う3人の音楽家たちの葛藤と、素晴らしいクラシック旋律で捉えたスリラーミュージカル。韓国では2017年の初演から再演・完売を続けている話題作だ。

日本初演となる今回は、事故を起こしてしまったことをきっかけに、インスピレーションが生まれ、死に触れるたびに素晴らしい楽曲を創り上げるが、その後更なる刺激を求め葛藤するJ役で、ミュージカル初主演となる猪野広樹、彼の長年の友人であり冷静ながらも温かく見守るS役で杉江大志、野心家であり悪魔的な存在ながらも非常に人間的なK役で畠中洋が出演する。演出は、ミュージカル『最終陳述』『Once upon a time in 海雲台』に続き、韓国発のミュージカルを手がける渡邉さつきが務める。

■渡邉さつき コメント
台本を初めて読んだ瞬間に思った事は、早くお稽古で役者さんと立って作りたい、でした。
この作品を早く立体にしたい!と。
稽古場で起こる役者さんとの化学反応で世界が広がる作品だと思います。人間がどこかで持っている狂気を、怖くも切なく表現したいです。
初めてお会いする役者さんばかりで、今は緊張と楽しみが混在しています。
生の音楽と共に劇場にいらして下さる皆様をお待ちしております。

■猪野広樹 コメント
日本、韓国で幾度か上演されてきたこの作品に関わらせて頂くことを、光栄に思うのと同時に計り知れないプレッシャーを感じています。
オファーを頂いてからしばらくの間、この大役が自分に出来るのかと出演するかどうか考えました。
現時点では、破滅的なお話であると感じていますが、きっとその深層にあるであろう役の希望や絶望、焦燥にアプローチできればと思います。
そして何より3人芝居なので、濃密なグルーヴが求められるはず。
1カ月の稽古期間で共演者の方々、スタッフの皆様とセッションを重ねて行きたいです。
間違いなく2024年最初の試練。
「生半可な気持ちでは演じきれない」と自分に鞭を打ち続け、全てをこの役と作品に捧げようと思います。
深く深く共鳴できるよう努めさせて頂きます。

■杉江大志 コメント
台本を読んで感じたのは、まさに「狂気の炎」でした。
文字にしてしまうとなんだか悍ましいのですが、それが美しく、儚く描かれた作品だなと思います。ストーリーには疾走感があり、疾り抜ける熱い狂気と張り詰める冷たさが共存していて、「芸術」を感じました。
苦悩や孤独、焦り、憤り。
文字に起こし切れない彼らの感情を演じるのはとても骨が折れることだと思いますが、同じ表現者として共感する部分もあり、こんなにも演じがいのある作品はなかなか無いと思います。
全身全霊で向き合い、『狂炎』を演じます。
応援よろしくお願いします。

■畠中洋 コメント
『狂炎ソナタ』。自分にとって、初の韓国作品です。こういった作品、よく映画で見ます。
それをミュージカル?音楽劇?にした感じ。なかなかクレイジーな作品です。
本国では、5度も再演されているそうで、確かに話は面白いし、突き詰め甲斐のある作品だと思いました。
何の前情報もなく台本を読みましたが、あっという間に終わってました。え?もう終わり?って。(笑)!
こういった作品に出会える事はあまりないので、これから始まる稽古が楽しみで仕方ない。
初めましての方々ばかりなので、稽古を重ねていくうちに生じる役者同士の化学反応も楽しみです。
なかなかヘビーな話ですが、真摯に、かつ楽しんで参りたいと思います。
どうなるんやろ?ワクワクが止まりません。

<公演情報>
ミュージカル『狂炎ソナタ』

演出・上演台本:渡邉さつき

【出演】
猪野広樹・杉江大志/畠中洋
ピアノ:大部胡知/阿久津麗
ヴァイオリン:但馬有紀美
チェロ:成田七海

2024年2月2日(金) ~11日(日) 東京・品川プリンスホテル ステラボール

公式サイト:
https://mu-sonata-2024.com/