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人気YouTuberがホラー映画の新鋭に、RackaRackaの軌跡たどる「TALK TO ME」新映像

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ナタリー

左からマイケル・フィリッポウ、ダニー・フィリッポウ。

A24が北米配給したホラー映画「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」より、撮影の舞台裏や監督・キャストのインタビューを収めた特別映像がYouTubeで解禁された。

本作は母親を亡くした高校生ミアが、呪物の“手”を使った降霊術のスリルと快感にのめり込んでいくホラー。2023年のサンダンス国際映画祭で上映されるや大きな話題を呼び、アリ・アスター、ジョーダン・ピール、サム・ライミらが絶賛。すでに続編「Talk 2 Me(原題)」の製作も決定している。

映像の冒頭では主人公ミア役のソフィー・ワイルドをはじめ、憑依チャレンジにハマっていく若者たちを演じた出演者たちが、このゲームのルールを紹介。カメラがダイナミックに動く憑依の瞬間の撮影風景や、呪物の“手”を握り「トーク・トゥ・ミー」と唱えることで見える霊の姿も確認できる。

監督を務めたのは、YouTubeチャンネル・RackaRacka(ラッカラッカ)で知られるダニー・フィリッポウとマイケル・フィリッポウの双子。彼らは映画制作に関する技術やテクニックを学ぶために、RackaRackaで数々の動画を手がけ、登録者数682万人を誇るまでの人気YouTuberとなった。特別映像には、2人がRackaRackaで発表してきた動画作品の一部も収録。インタビューではYouTubeのビデオと映画の制作の違いに言及しつつ、兄のダニーが「でも、エネルギーは動画配信と同じだ」と語る。

さらに映画の物語の出発点となった出来事も明かされた。ダニーは近所の少年がドラッグを服用し、床でけいれんしていたときのことを思い返し「仲間は笑いながら撮影してた。印象的であると同時に怖いと感じた。ここから本作のアイデアが生まれたんだ」と説明。プロデューサーを務めたサマンサ・ジェニングスは「ティーンが憑依体験でハイになる。それがゲームやスリル、感情のはけ口になり、その結果心理的に沈んでいってしまう」と映画で描かれる憑依チャレンジの危険性を述べている。

このたび東京を拠点に活動するTシャツチーム・weberとのコラボTシャツの発売が決定。呪物の“手”を採用したデザインと、ミアを襲うあるシーンとタイトルロゴをあしらったデザインの2種類が用意された。価格はいずれも税込7700円。weber onlineにて12月22日12時から90時間限定で受注販売されるほか、一部の上映劇場でも12月下旬より販売される。

「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」は、12月22日より東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

(c) 2022 Talk To Me Holdings Pty Ltd, Adelaide Film Festival, Screen Australia