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深澤辰哉・見上愛が複雑な片思い、奈緒の友人役でドラマ「春になったら」に出演

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左から見上愛、奈緒、深澤辰哉。

深澤辰哉と見上愛が、奈緒と木梨憲武のダブル主演ドラマ「春になったら」に出演していると発表された。2人は、奈緒扮する主人公と大学の写真部時代からずっと仲がいい友人役を担う。

同作は、反発しながらも支え合ってきた娘と父が、結婚までにやりたいこと・死ぬまでにやりたいことリストを叶えていく物語。奈緒が3カ月後に結婚する娘の椎名瞳役、木梨憲武が余命3カ月の父・雅彦役を務め、濱田岳、小林聡美、光石研、筒井真理子もキャストに名を連ねた。

深澤が演じるのは、学生の頃から瞳を思い続ける心優しき青年・岸圭吾。彼は友人関係がなくなるのを恐れて思いを伝えずにいたが、瞳が10歳上の売れないお笑い芸人と付き合い始め、結婚式の司会まで頼まれて複雑な気持ちを抱く。さらに瞳の父が余命わずかと知り、心配する反面、瞳の結婚がうまくいかなくなることを願ってしまい、より複雑な感情を抱くことになる。

そして見上は、瞳の親友で、サバサバした快活な性格の大里美奈子に扮した。大学時代から岸のことが好きだが、彼と同様に3人の関係を壊さないため、気持ちを胸に秘めていた美奈子。友情、恋心、嫉妬、自己嫌悪などさまざまな感情がうごめく役どころだ。

深澤は「役作りをすればするほど岸くんの良さがなくなってしまう気がしていて、本当に難しい役だなと感じます。とにかく自然に、ナチュラルに演じたいです」とコメント。見上は「美奈子は色々と複雑な想いを抱えていて、その想いを丁寧に表現しながら、常に瞳の味方でいてあげられたらな、と思っています」と思いをつづった。

「春になったら」は、カンテレ・フジテレビ系全国ネットの「月10ドラマ」枠で1月15日にスタート。福田靖が脚本を手がけ、監督を松本佳奈、穐山茉由が担当した。

月10ドラマ「春になったら」

カンテレ・フジテレビ系全国ネット 2024年1月15日(月)スタート 毎週月曜 22:00~

深澤辰哉 コメント

正直、現場に入る前はめちゃくちゃ緊張していたのですが、現場の皆さんの雰囲気が本当にあったかくて、すごく居心地が良いなと感じました。最初に演じたシーンが葬儀の司会をするシーンだったのですが、シーンとした空間でマイクを持つ自分の手が震えるのを感じて(笑)。葬儀に関して色々と調べてから臨んだので、現場で「良かったよ」と声をかけて下さるのがすごく嬉しくて安心しました。僕が演じる岸くんは、役作りをすればするほど岸くんの良さがなくなってしまう気がしていて、本当に難しい役だなと感じます。とにかく自然に、ナチュラルに演じたいです。そして、奈緒さん、見上さんと同級生という役ですが、どうやって同級生らしさを出していくかが目標かなと思っています。お二人とも大人っぽくて…実際は僕が一番年上ですが、精神年齢は一番低いような気がしています(笑)。3人で仲良く、でも物語のテーマである家族の始まりと終わりに関してはちゃんと考え、表現して、皆さんと一緒に良い作品をつくっていきたいです。

見上愛 コメント

台本を読んで、コメディー的な要素もありつつ、家族や自分の生き方について、すごく深く考えさせられる作品だなと感じました。私は奈緒さん演じる瞳の親友・美奈子を演じますが、美奈子は色々と複雑な想いを抱えていて、その想いを丁寧に表現しながら、常に瞳の味方でいてあげられたらな、と思っています。クランクインは月島のもんじゃ焼き屋さんでの撮影だったのですが、もんじゃのいい香りにずっと包まれていて、お腹が空いちゃって! 撮影の待ち時間に、深澤さんともんじゃをつまみ食いしてしまいました(笑)。現場の雰囲気はすごく明るくて、生き生きとしていて、とても居心地が良いです。物語の後半はどうなっていくのか、私自身もとても楽しみにしているので、視聴者の皆さまにも楽しみにしていただけるように、撮影を頑張りたいと思います。