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主演・西島秀俊で「セイコーグループ」創業者の人生をつづる「黄金の刻」3月放送

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「黄金の刻(とき)」メインビジュアル

西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム「黄金の刻(とき)」が3月に放送される。

楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」をもとにした本作。国産初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者・服部金太郎の波乱の人生がつづられる。ドラマ「警視庁アウトサイダー」の高橋泉が脚本を手がけ、映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」の豊島圭介が演出を担当した。

金太郎役の西島は「今回のお話をいただいた時は、セイコーという企業のことはもちろんよく知っていますが、小さなところからいかにして大きく成長していったのか、ひとりの男の一代記を通して描いていくということにすごく興味を抱き、ぜひ参加したいと思いました」とコメントしている。メインビジュアルは操上和美が撮影。アートディレクター・森本千絵がデザインを担当した。

※高橋泉の高は、はしごだかが正式表記

西島秀俊 コメント

今回のお話をいただいた時は、セイコーという企業のことはもちろんよく知っていますが、小さなところからいかにして大きく成長していったのか、ひとりの男の一代記を通して描いていくということにすごく興味を抱き、ぜひ参加したいと思いました。脚本を読ませていただいて、服部金太郎の一代記ではあるのですが、激動の時代に生きながら、その時代を先読みし、新しい価値観を作って自身も会社も成長を遂げていくというダイナミックさが詰まっていて、改めてこの役を演じてみたいと思わせていただきました。
演じさせていただく金太郎は、明治、大正、そして昭和を生きた人物ですが、現代に通じる、それぞれの人には、それぞれ生かすことができる場所があるという適材適所を当時から理解されていらっしゃると感じました。その中で人とつながり、ともに成長していくという現代的なセンスを持ってらっしゃる方だと思いますし、未来を見据える姿勢というものにあこがれを抱いています。
実は、これは出来過ぎた話だと思われるかもしれませんが、父がずっと「グランドセイコー」をつけていて、僕が仕事をするようになったころにそれをもらい、今も愛用しています。ですので、個人的にもセイコーというブランドには思い入れがあります。
現在、順調に撮影は進んでいますが、今回は時代物ということで、俳優の皆さん、スタッフの皆さん、それぞれとても丁寧にシーンを撮っています。また、登場するキャラクターの個性が本当に強く、魅力的ですので、演技の場で起こるケミストリーや、特別な瞬間を楽しみながら、毎日撮影に励んでいます。
これは、明治、大正、昭和という時代を生き抜き、新しい価値観を築き上げた男と仲間たちの物語です。現在も、いろいろな価値観が新しく生まれている激動の時代だと思いますが、そんな中、明日への希望や勇気がもらえる作品だと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!