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「芸劇danceワークショップ2023」 中村蓉が多彩な参加者と「オーランドー」から新たなダンス表現を探求

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芸劇danceワークショップ2023 発表公演『√オーランドー』チラシ

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東京芸術劇場が、コンテンポラリーダンス界で活躍中のアーティストを迎えて行う一般参加型のダンスワークショップ「芸劇danceワークショップ」発表公演が12月22日(金)~24日(日)に上演される。2023年は、講師・構成・振付・出演に中村蓉を迎え、新たな展開を模索する。

中村蓉 © 前澤秀登

中村は、早稲田大学在学中にコンテンポラリーダンスを始め、これまでにルーマニア・シビウ国際演劇祭や東アジア文化都市式典、国際芸術祭あいち2022などで作品を上演し、国内外で活動している。また、ドイツ・マインフランケン劇場製作ミュージカル『ANATEVKA(屋根の上のヴァイオリン弾き)』やサンリオピューロランドのショー『Nakayoku Connect』、演劇集団円『ペリクリーズ』などの振付も担当。2024年東京二期会ニューウェーブ・オペラ劇場『デイダミーア』では2021年『セルセ』に続き演出・振付を担当することが決まっている。

今回中村が一般公募の参加者と共に挑むテーマは、ヴァージニア・ウルフの名作「オーランドー」。20世紀を代表するイギリスの作家が生み出した代表作をテーマに据え、ダンサー、俳優、劇作家、看護師、研究者、学生など、さまざまな背景を持つ参加者とともに、このテキストから生まれる多様な思考を集め、スペシャリストの知見を交えて作品創造に取り組む。

原作の「オーランドー」について中村は、「男に生まれ突然女になり、しかも300年以上生きる主人公の破天荒な物語。この小説を読むと、まさに、誘い出されるように次々と『私の考え』が湧いてきます」と魅力を語り、「さまざまなバックグラウンドを持つ参加者の皆さんと多分野にわたるスペシャリストの方々に『どう?』と、身体と言葉で聞きながら創作していきます」と意気込む。

なお、東京芸術劇場のWEBサイトでは、原作に登場する「伝記作家」を模して、ワークショップアシスタントが綴った活動記録も公開中。

中村が、「今ある自分から一歩飛び出してみたいというチャレンジ精神にあふれたとてもパワフルな方々」と紹介する参加者と共に生み出す、新たなダンス表現を見届けたい。

芸劇danceワークショップ2023 発表公演|『√オーランドー 』PV

<公演情報>
芸劇danceワークショップ2023 発表公演
『√オーランドー』
身体的冒険と三百年の遊び

原案:ヴァージニア・ウルフ『オーランドー』

講師・構成・振付・出演:中村蓉

出演:
秋山舜稀 内田颯太 川島信義 佐藤正宗 中野亜美 中野利香 中森千賀 幡野智子
廣庭賢里 巻島みのり 森口ありあ 大和奈月 山本結 吉村元希 律子

スペシャリスト:
浅野ひかり(現代美術)
三村一貴(中国語中国文学)ほか
※各専門分野の視点から作品創作にご協力をいただく方々

2023年12月22日(金)~12月24日(日)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト

チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2341556

公式サイト:
https://www.geigeki.jp/performance/theater352/