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「相棒」元日スペシャルに真飛聖が9年ぶり登場、美村里江・新納慎也も仲間入り

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「相棒season22元日スペシャル『サイレント・タトゥ』」場面写真

「相棒season22元日スペシャル『サイレント・タトゥ』」が、1月1日21時からテレビ朝日系でオンエア。真飛聖演じる3代目相棒・甲斐享のパートナー笛吹悦子が9年ぶりに登場し、新たな出演者として美村里江、新納慎也も仲間入りした。

元日スペシャルの物語は、小学5年生になった甲斐と悦子の息子・結平(きっぺい)が主役を務める学芸会に、杉下右京や享の父・峯秋、社美彌子らが集まったところから幕を開ける。そして結平の担任・姉小路が衆人環視の舞台上で刺殺され、彼から一方的に婚約破棄された元教員・栗原志津子が容疑者として浮上。志津子が悦子に異常なほどの執着を抱いていた事実が判明し、事件は思わぬ方向に転がっていく。さらに右京と亀山薫が特命係史上もっとも危険な賭けに出る様子も描かれる。

悦子は、2012年放送の「season11」第1話から享のパートナーとして登場し、「season13」の終盤で享との子を妊娠していること、急性骨髄性白血病を患っていることが発覚した。その後物語への登場はなかったが、病が寛解して無事に出産し、客室乗務員の仕事に復帰してシングルマザーとして結平を育ててきたという。享の逮捕後も右京とは交流を続けていた。

真飛は「9年ぶりに“悦子”が出演させていただけたことに心から感謝しています。『相棒』ファンのみなさんにも、喜んでいただける、そして、楽しんでいただける物語になっていると思います」とコメント。「“いろんな顔の悦子が見れるかもしれません!”とだけお伝えしておきます」とファンに呼びかけた。

復讐心にとらわれた志津子を演じる美村は「みなさんの目にこの人物がどう映るのか、楽しみです」「20年以上積み上がってきた物語だからこその厚みと奥行きがあり、長年の『相棒』ファンであれば余計に楽しめる回ではないかと思います」とメッセージを送る。また本作で新納は、これまで謎に包まれていた享の兄・甲斐秋徳役を担う。秋徳が登場するのはこれが初めて。財務官僚である彼は、服役中の弟に代わって悦子や甥を支え、結平から“パパっち”と呼ばれるほど懐かれている設定だ。新納は「『え! あの人に兄がいたの? それ、俺??』という感想。恐らく『相棒』ファンのみなさまも驚くことと思います」とつづった。

「相棒season22元日スペシャル『サイレント・タトゥ』」の脚本は輿水泰弘、演出は権野元が手がけた。右京役の水谷豊、薫役の寺脇康文のほか、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、松嶋亮太、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二も出演する。

なおTELASA(テラサ)では、「相棒」過去全シーズンとスペシャルドラマ、劇場版、オリジナルエピソードが配信中。

相棒season22元日スペシャル「サイレント・タトゥ」

テレビ朝日系 2024年1月1日(月・祝)21:00~23:15

美村里江 コメント

オファーを受けたときの心境

役者になる以前から見ていたので、自分が参加できることが不思議な感覚でした。当時通っていた高校が遠く、通学に片道1時間半かかっていたので観られたドラマは少なかったのですが、「相棒」は印象が強かったです。特に解決に至るまでの右京さんの最後の“詰め”の部分は、いつ観ても緊張感があって格好いい。“スタイル”の確立された刑事物で凄いなぁと、いち視聴者として感じていました。

脚本を読んだ感想

まず、スペシャルらしい盛り沢山の内容がとても楽しみだなと感じました。反面、自分の役柄に対しては「?」という部分も多く残されていて、そこをどうやって腑に落ちさせようか、権野監督と相談を重ねていく作業にやりがいを感じました。みなさんの目にこの人物がどう映るのか、楽しみです。

水谷豊、寺脇康文と共演して

最初にメイク室でご挨拶したのですが、その後、いつもの衣装に身を包んだお二人の並びを観た瞬間「本当に右京さんと亀山さんだ!」と完全に視聴者の感覚に。自分が本の中や2次元に飛び込んだような感慨がありました。
現場では、お二人の明るく気さくなお人柄そのままに、「ようこそ!」という相棒撮影班の皆さんの空気感にも助けられて、終始楽しかったです。私は現場でよく笑う方だと思うんですが、今回はいつも以上に笑ってリラックスして集中できたかもしれません。

視聴者へのメッセージ

時代の流れで悪意の形も変化しますが、それを許さない、屈しない正義や心の在り様があることを作品内から感じられ、私自身も背筋が伸びた気がします。20年以上積み上がってきた物語だからこその厚みと奥行きがあり、長年の「相棒」ファンであれば余計に楽しめる回ではないかと思います。

新納慎也 コメント

オファーを受けたときの心境

「相棒」というドラマは、「サザエさん」とか「ドラえもん」に近い印象があるかもしれません(笑)。日本で長く愛され続けている作品。そんな「相棒」へのオファーをいただいた時は、完成された中に入っていく恐ろしさというか、僕が壊してはいけない作品に突入するような、強烈なプレッシャーがありました。

脚本を読んだ感想

「え! あの人に兄がいたの? それ、俺??」という感想。恐らく「相棒」ファンのみなさまも驚くことと思います。僕が演じる秋徳は、少し特殊な状況に居心地の良さを感じているようですが、その気持ち、なんかわかる気がしてしまう。僕に似てるのかも。

水谷豊、寺脇康文と共演して

僕のクランクインが、なんとお二人と僕の3人のシーンでした。なんの罰ゲームだろう?と思うほど緊張しましたが、水谷さんも寺脇さんも、冗談を交えながら話しかけてくださって、一瞬で仲間に入れてもらえた気分でした。長年同じメンバーで作っているドラマでもあり、同時に多くのゲストを迎え入れているドラマでもあるのだと気づかされました。受け入れ体制さえも素晴らしく感動しました。

視聴者へのメッセージ

今回、日本を代表するあの「相棒」にお邪魔します。しかも、相棒ファンの方を驚かせてしまうような、“あの人の兄”です。世界観を壊さないように、上手く馴染みながらもスパイスとなるように心がけました。どうぞ、お楽しみにしていてください。

真飛聖 コメント

オファーを受けたときの心境

自分自身も、“悦子”のその後がずっと気になっていた9年間でしたし、「相棒」ファンの皆さんからも「もう悦子さんは出ないの?」と聞かれることがあったのですが、本人がいちばんわからなくて曖昧にしかお返事できなかったのできちんと「悦子、出演します!」と伝えられることを、とてもうれしく思っています。

脚本を読んだ感想

“そういう月日を過ごしていたのかぁ、悦子は!”という思いと、なかなかスリリングな内容だなと感じました。

現場の雰囲気について

9年ぶりの私を、ほとんど同じキャスト、スタッフのみなさんが温かく迎え入れてくださり、本当に幸せでした。水谷さん、寺脇さんのお二人のコンビはテレビでしか拝見したことがなかったので、近くでご一緒できて、それはそれは贅沢な時間でしたし、やさしすぎるお二人とずーっと笑って過ごせたことは私の宝物です。

視聴者へのメッセージ

まずは、9年ぶりに“悦子”が出演させていただけたことに心から感謝しています。『相棒』ファンのみなさんにも、喜んでいただける、そして、楽しんでいただける物語になっていると思います。悦子としては、“いろんな顔の悦子が見れるかもしれません!”とだけお伝えしておきます。 2024年「元日スペシャル」、どうぞお楽しみに!!!