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『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』1月27日より開催 印象派がヨーロッパやアメリカへもたらした衝撃と影響をたどる

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クロード・モネ《睡蓮》1908年 ウスター美術館 Museum Purchase, 1910.26/Image courtesy of the Worcester Art Museum

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2024年1月27日(土)より、上野の東京都美術館では『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』が開催される。アメリカのウスター美術館が所蔵する欧米の印象派のコレクションを紹介する展覧会だ。

ウスター美術館とは、アメリカ、マサチューセッツ州第二の都市ウスターにある美術館。ヨーロッパやアメリカの絵画・彫刻はもちろんのこと、古代エジプトから世界各国の現代美術まで、およそ4,000点ものコレクションを誇る同館は、1898年に設立された。実に125年の歴史を持つミュージアムだが、開館当初から同時代美術として印象派の作品を収集しており、1910年には、印象派の巨匠モネの《睡蓮》を美術館として世界で初めて購入した。同展では、この記念すべき作品を、購入にあたって美術館と画商の間で交わされた書簡(複製)などと合せて紹介する。

モネを筆頭に、ルノワール、シスレー、ピサロ、そしてアメリカ人で唯一印象派展 に参加していた女性画家メアリー・カサットと、名だたる画家たちの作品が展示される展覧会だが、「アメリカ印象派」の知られざる魅力を堪能できるのも、みどころのひとつ。

「アメリカ印象派」とは、フランスで生まれた印象派がアメリカに伝わり、独自の進化をとげたアメリカならではの印象派のことをいう。

ボストンで画家として成功した後にパリに留学し、印象派の技法を学んで祖国に伝えたウィリアム・メリット・チェイスやチャイルド・ハッサムなどはその代表的な画家で、彼らのなかにはフランス印象派に忠実であろうとする者もいれば、独自の解釈を加えて、アメリカらしい田園風景や家庭内の情景を描こうとする者も現われた。

150年前、フランスで生まれた印象派は、アメリカの地でのどように花開いたのか? アメリカの美術館ならではのラインアップが興味深い。

<開催概要>
『印象派 モネからアメリカへ ウスター美術館所蔵』

会期:2024年1月27日(土)~4月7日(日)
会場:東京都美術館
時間:9:30〜17:30、金曜は20:00まで(入室は閉室の30分前まで)
休室日:月曜(2/12、3/11、3/25は開室)、2月13日(火)
料金:一般2,200円、大学1,300円、65歳以上1,500円
※土日・祝日及び、4月2日(火)以降は日時指定予約制(当日空きがあれば入場可)
公式サイト:
https://worcester2024.jp

This exhibition was organized by the Worcester Art Museum

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