Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > ぴあ映画 > チャン・グンソクを主演に起用した「餌【ミッキ】」監督、好きな日本俳優は木村拓哉

チャン・グンソクを主演に起用した「餌【ミッキ】」監督、好きな日本俳優は木村拓哉

映画

ニュース

ナタリー

韓国ドラマ「餌【ミッキ】」DVD-SET1のジャケット。

チャン・グンソクが主演した韓国ドラマ「餌【ミッキ】」の配信とDVDリリースを記念して、監督を務めたキム・ホンソンのインタビューコメントが到着した。

「餌【ミッキ】」は、韓国で実際に起きた数々の詐欺事件を参考にしたクライムサスペンス。過去と現在が交錯する中、詐欺組織、警察、被害者など事件に関わる人物たちの心理戦が繰り広げられる。

ドラマ「ボイス~112の奇跡~」「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」などを手がけてきたキム・ホンソンは、「ミストレス~愛に惑う女たち~」の脚本家キム・ジヌクとともに、時間を掛けて本作の構成を練り上げた。もともとのタイトルは「犯罪年代記」だったそうだが、「誰もが食いついてくる」という関係を表現する「餌」というアイデアが浮かび、このタイトルに決めたという。

劇中では、弁護士出身の刑事ク・ドハンをチャン・グンソク、稀代の詐欺師ノ・サンチョンをホ・ソンテ、被害者家族である記者チョン・ナヨンをイ・エリヤが演じた。キム・ホンソンは、まずノ・サンチョンについて「いつも『俺が何か悪いことをしたか?』と言いますね。これは他人の心がわからない人たちのよくする発言です。ノ・サンチョンは共感力がない人物なのです」と解説。そして「ク・ドハンは、共感力に乏しいという点でノ・サンチョンと似ています。しかし、彼は変化していきます。人の心に共感できるようになり、これまでの過ちを認識するのです」と続ける。チョン・ナヨンにも「共感を求める人物です」と言及し、「もっと言えば、この作品全体が『私たちは生きていく中で、どれほど他者に共感できるか?』に焦点を合わせていると思います。そうなればなるほど、社会はよくなるでしょう」と語った。

野性味あふれる役を通じて、これまでのイメージの脱却を図ったチャン・グンソク。起用した張本人のキム・ホンソンは「演技が上手な人には、ただ場所を貸してあげればいいのです。そうすれば勝手に遊ぶでしょう。私は『楽しもう』と言ったんです。チャン・グンソクさんはもう学ぶ段階じゃなくて、円熟を求めていく段階です。だから、そのようにやっていこうと思いました」と振り返る。演出してみたい日本の俳優を問われると「木村拓哉」と答え、「私たちの世代にはヒーローとして記憶される俳優です。私もファンです」と理由を明かした。

「餌【ミッキ】」のDVD-SET1、SET2は販売中。U-NEXTでも独占配信されている。

(c)2023 Coupang Play All Rights Reserved