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「新・幕末純情伝」つかこうへい命日公演で北原里英ら意気込み「何か残せたら」

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ナタリー

つかこうへい生誕70年記念特別公演「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」より。

7月7日から東京・紀伊國屋ホールで上演されている、つかこうへい生誕70年記念特別公演「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」。つかの命日である昨日7月10日には、同会場にて命日特別公演が行われた。

特別公演の上演後にはこの日限りのトークショーも開催され、本作の演出を手がける河毛俊作や、沖田総司役の北原里英ら出演者が登壇した。河毛は「つかさんがまだ若かった頃は、稽古場で台本をすべて変えることもあった」と当時を振り返りつつ、「みんなに愛される人だった」とつかを偲ぶ。

続いて岡田以蔵役の松村龍之介が、「つかさんの脚本は、言葉の1つひとつが胸にくる。言葉選びが素敵で、長い歴史があるのに、新鮮に感じられる」と、つか作品の魅力を語ると、続く新撰組隊士二宮役の増子敦貴が、「つかさんの書く台本は、難しい漢字が多く読むのが大変……」と苦労を口にし、会場を笑いで包む。

最後は主演の北原が「『新・幕末純情伝』で、この熱い夏を突っ走っていこうと思う。観ていただいた皆様の心の中に、何か残せていたらうれしい」と意気込み、キャストと観客による黙祷でトークショーが締めくくられた。

「幕末純情伝」は、新撰組の沖田総司が実は女だったというつかの着想のもと、幕末の若き志士たちの恋模様を描く作品。今回はつかの生誕70年記念特別公演して、彼が本拠地としていた紀伊國屋ホールで7月30日まで公演を行う。上演時間は途中休憩なしの約2時間10分。

つかこうへい生誕70年記念特別公演「『新・幕末純情伝』FAKE NEWS」

2018年7月7日(土)~30日(月)
東京都 紀伊國屋ホール

作:つかこうへい
脚本:渡辺和徳
演出:河毛俊作

キャスト

沖田総司:北原里英
坂本龍馬:味方良介
土方歳三:小松準弥
桂小五郎:田中涼星
新撰組隊士二宮:増子敦貴
岡田以蔵:松村龍之介
勝海舟:細貝圭

久保田創、大石敦士、須藤公一、山田良明、榛葉恵太、岡元次郎、佐藤賢一