「未来を乗り換えた男」冒頭3分間を解禁、2通の手紙から物語が動き出す
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「未来を乗り換えた男」ポスタービジュアル
「東ベルリンから来た女」で知られるクリスティアン・ペッツォルト監督作「未来を乗り換えた男」の冒頭映像がYouTubeで公開された。
本作はドイツの作家アンナ・ゼーガースが1942年に亡命先のフランス・マルセイユで執筆した小説「トランジット」を、現代に置き換えて映画化したサスペンス。ドイツ軍の侵攻が近付くフランス・パリを舞台に、別人に成りすますことで新たな未来へ乗り換えようとする元レジスタンスの青年と謎めいた美女の危うい恋が描かれる。「ハッピーエンド」のフランツ・ロゴフスキ、「婚約者の友人」のパウラ・ベーアがキャストに名を連ねた。
解禁された冒頭3分間の映像では、主人公ゲオルクがカフェでとある人物から2通の手紙を託される。いずれも文豪ヴァイデル宛ての手紙で、報酬として金と国外脱出のためマルセイユに向かう車の乗車権を与えるという申し出を受けたゲオルク。手紙を受け取り、不穏な空気が漂うパリの街へと繰り出す。
「未来を乗り換えた男」は1月12日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開。
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