「ゆきゆきて、神軍」絶叫上映も、原一男の特集開催
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「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」ビジュアル
原一男の特集上映「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」が、8月4日より東京・UPLINKで開催。「ゆきゆきて、神軍」の絶叫上映も行われる。
この特集では2018年に公開された原の最新作「ニッポン国VS泉南石綿村」を含む、彼が監督を務めたドキュメンタリー5本を上映。絶叫上映のほか、原自身が撮影秘話を語るオーディオコメンタリー上映やゲストとのトークショーといった企画も連日行われる予定だ。
原は「故原田芳雄が言っていた。どんなに古い作品でも初めて観る観客にとっては新作である、と。ま、そんな理屈を言わなくても、私たち疾走プロの作品は今、観ても、決して古びていない、と言い切る自信はある。観てもらいたい層は、やはり若い人たちだ」とコメントしている。
期間中はスタンプラリーも実施。スタンプを集めると数量限定で1987年公開当時の「ゆきゆきて、神軍」復刻ポスターがプレゼントされる。スケジュールの詳細はUPLINKの公式サイトで確認してほしい。
挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男
2018年8月4日(土)~24日(金)東京都 UPLINK
<上映作品>
「さようならCP」
「極私的エロス・恋歌1974」
「ゆきゆきて、神軍」
「全身小説家」
「ニッポン国VS泉南石綿村」
原一男 コメント
昨年の「神軍」公開30周年記念上映会は全回ソールドアウトという記録を作った。ならば、今年も、と燃えている。故原田芳雄が言っていた。どんなに古い作品でも初めて観る観客にとっては新作である、と。ま、そんな理屈を言わなくても、私たち疾走プロの作品は今、観ても、決して古びていない、と言い切る自信はある。観てもらいたい層は、やはり若い人たちだ。次の時代を担う若者たちに、私たちのメッセージを伝え、そして若者たちに頑張ってもらわないと、この国は間違いなく滅びる。だから、諦めずに、メッセージを伝えたい、と思う。
(c)疾走プロダクション