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SAM「能の動きを取り入れたダンスとかできたら面白い」4年ぶりに能の舞台に出演 

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TRFのSAMが、12月24日東京・宝生能楽堂で上演された『未来につながる伝統-能公演-』にて4年ぶりに能の舞台に出演した。

5年前にテレビ番組で、SAMの祖先が夏目漱石や高浜虚子に唄を指南したとされる高名な能楽師であることがわかり、その半年後に能楽師・佐野登に弟子入り。約半年の経過を重ね初舞台に登壇した。TRFがデビュー30周年を迎えるなど活動が多忙を極める中であったが、4年ぶりに能の舞台に挑戦した。

SAMは、装束と面(おもて)を付け、全国各地の謡隊有志メンバーとともに「猩々(しょうじょう)」を披露。能で謡われる「謡」を謡い、シテを勤めるSAMの舞とともに能の舞台を作り上げる参加型の能を演じた。

『未来につながる伝統-能公演-』より

今年の夏から毎週稽古を積んで望んだ舞台。初めてシテとしての重責を果たしたSAMは「舞台を終えてもう抜け殻みたいです。プレッシャーからの開放感や無事に舞台を終えての安堵感とかライブでは味わえないような気持ちです」と穏やかな表情を見せた。また、シテを勤めるにあたり師匠からのアドバイスを受けたSAMだが「師匠から教えて頂いたことを忠実にやらなくてはという感じでしたが次につながる手応えを掴めました」と自信をのぞかせる。

今後の展望を聞くと、「能は伝統的な芸能ですが、時代と共に進化しています。能は「静」の動きなのでダンスとは真逆なので、感覚を掴むのも難しいです。それでも、能の動きを取り入れたダンスとかできたら面白いと思いますし自分にしかできないことに取り組んでみたい」と意欲を見せた。

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