能×舞踊の青春活劇「舞倒れ」来春に公開、松田凌・橋本祥平・有澤樟太郎らが出演

能と舞踊を融合した舞いでそれぞれの思いをぶつけ合う若者たちの青春群像活劇「舞倒れ」が、2024年春に公開されることがわかった。松田凌、橋本祥平、有澤樟太郎らが出演する。

芸能事務所キャストコーポレーションと舞台制作を主とするOfficeENDLESSにより企画・制作された本作は、新潟・佐渡ヶ島を舞台とした作品。佐渡ヶ島に伝わる言葉「舞倒れ」とは、能にのめりこみ過ぎて身上を潰すことを意味する。

舞いにすべてを捧げ、情熱を燃やす主人公・吾潟（あがた）役にミュージカル「薄桜鬼」や映画「仁義なき幕末」などで知られる松田、吾潟の弟弟子・下戸（おりと）役に舞台「機動戦士ガンダム00」や映画「文豪ストレイドッグス BEAST」の橋本、吾潟と下戸の兄弟子・硲（はざま）役にミュージカル「のだめカンタービレ」や「ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド」の有澤が扮する。

また川添野愛、田村一行、黒沢あすか、新田健太、榎本純、秋山皓郎、菊池宇晃、相澤莉多、滝川広大、伊崎龍次郎、深澤大河、本西彩希帆も出演。監督は横大路伸、脚本は下浦貴敬、舞いの振り付けは「ムーラン・ルージュ！ザ・ミュージカル」のダンスキャプテンとして活躍し、コンテンポラリーダンスを得意とする宮河愛一郎が担当した。松田、橋本、有澤のコメントは以下の通りだ。

松田凌 コメント

映画「舞倒れ」佐渡ヶ島、沼津にて撮影させていただきました。神秘的な大自然の中、舞に生きる人達の物語。葛藤や苦悩もある中で自分の本当の心と向き合う人達、遠いようで近い世界。皆様の目と心にはどう届くのだろうか…
撮影した夏の日々に思いを馳せています。
是非見届けていただけたら幸いです。

橋本祥平 コメント

舞台は佐渡ヶ島、自然豊かで最高のロケーションの中お芝居をさせていただきました。始まりは事務所の役者同士でお芝居をしたいという所から。普段は舞台の中で多く生きる事が多いのですが、まさか家族の様な人たちと銀幕に挑戦できるとは…良い物を作りたい一心で何度もディスカッションを重ね、素晴らしい周りの役者さんから刺激を受け、実りのある撮影期間を過ごさせていただきました。フィルムの中に映像が一生残る様に、皆様の中にもこの作品が残り続けてくれます様に。

有澤樟太郎 コメント

以前からあった事務所メンバーと何かお芝居として関われたらいいねという声が映画というかたちで実現しました。
日本の古くからの芸術にフォーカスを当てての物語。今回ロケ地で初めて佐渡ヶ島に行かせていただきましたが、物凄く神聖で素晴らしい地でした。初めての挑戦もさせていただきいろんなパワーをもらいながらお芝居をすることができました。是非!劇場で観ていただけると嬉しいです。

(c)映画「舞倒れ」制作委員会