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広崎うらん主宰REVO、8年ぶり劇場公演「Lost」に佐藤洋介・池田美佳・宮河愛一郎ら

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「Sea Horse」ビジュアル

REVO2024「『Sea Horse』劇場版『Lost』」が、3月26・27日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで上演される。

これは、広崎うらん主宰のダンスパフォーマンスREVO(Revolution Dance Performance)の新作公演。REVOが劇場公演を行うのは、2016年に東京・新国立劇場 小劇場で披露したREVO2016「SESSION 情熱と生活」以来、約8年ぶりとなる。今作では、2020年の映像配信公演「Duo a la? Mode 2020」内で登場人物のディテールを掘り下げた「Sea Horse」を、“記憶にまつわる物語”をコンセプトに、劇場版として立ち上げる。

本作では創作・演出・振付・制作を広崎が担う。出演者には佐藤洋介、池田美佳、宮河愛一郎、平山素子、柴一平、皆川まゆむ、柿崎麻莉子(映像出演のみ)、川合ロン(映像出演のみ)のほか、石川佳代、上村正子、百元夏繪、雅章、竹居正武、遠藤央丞、歩美が名を連ねた。上演時間は1時間20分が予定されている。チケットの一般販売は2月3日10:00にスタートする。広崎のコメントは以下の通り。

広崎うらんコメント

2016年の新国立小劇場で上演したREVO2016「SESSION」以来、小さなパフォーマンスは続けてきましたが、4年振りにREVO2021「Sea Horse」と掲げ作品を創作するつもりでいました。

コロナ禍で希望の劇場は何年も確保できず、もがきながら、結局小さな小屋で「Duo a la? Mode 2020」と言う作品のゲストとして「Sea Horse」登場人物のディティールを掘り下げようとしました。そこでのエピソードは現在のミサイルが飛び交う中、防空壕に飛び込む子供達の話で、それはまだウクライナ侵攻の始まる前の2020年9月の終わり……。まさか2022年この物語と全く同じようなことが現実に起こるなどと思いもよらなかった。恐ろしかった。「記憶にまつわる物語」はその後も戦争を止めることのできない世の中や、生きるために閉じ込めた記憶、忘れたくない想い、逃れられない現実……それらを突きつけられ、こんな時代になってまで尚、繰り返す凄惨な現実への激しい怒りと無力さを纏いながら、人間の愚かさと愛しさの中で、生きてゆく術を見つけてゆく旅路へと向かっています。きっと、ここにくる意味があったのでしょう。ここまで出来なかった必要があったのでしょう。“REVO”は常に僕自身であり、そしてまだ見ぬ僕の、答えの出ない思想との出会いなのです。

REVO2024「『Sea Horse』劇場版『Lost』」

2024年3月26日(火)・27日(水)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト

創作・演出・振付・制作:広崎うらん
出演:佐藤洋介、池田美佳、宮河愛一郎、平山素子、柴一平、皆川まゆむ、柿崎麻莉子(映像出演のみ)、川合ロン(映像出演のみ) / 石川佳代、上村正子、百元夏繪、雅章、竹居正武、遠藤央丞、歩美