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三池崇史×朝倉未来の新作映画が製作決定、プロジェクト「YOAKE FILM」始動

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三池崇史

BACKSTAGEの代表取締役・溝口勇児が、脚本家・樹林伸らとともに映画製作プロジェクト「YOAKE FILM」を始動。第1作目として、三池崇史が監督を務める「蒼き路上の伝説(仮題)」が製作される。

「人生に後悔する人を減らす」がテーマの「蒼き路上の伝説」は、18歳の少年・夜倉往年と、彼が少年院で知り合った赤井竜馬を中心とする青春ストーリー。溝口が格闘家・朝倉未来の著書を読み、少年院での講演映像を観たことをきっかけに2年前から構想がスタートした。朝倉はエグゼクティブプロデューサーとして本作に参加し、本人役で出演。さらに坂美佐子がプロデューサー、紀伊宗之が配給スーパーバイザー、長田忠千代がアドバイザーとして携わる。

本作では、映画製作や配信方法において新しい取り組みを実施。出演者の一般募集は1月11日23時29分まで専用のサイトで行われ、1月後半にオーディションが開催される。

三池は「今この時代、朝倉未来と溝口勇児から誘われて断る人はいないでしょう。随分多くの作品を撮ってきて、色々なことも学んだけれど、その分錆ついたり垢もついてきています。だからここでリセットして、もう1回ピュアな気持ちで映画を撮りたいと思いました」とつづった。樹林のコメントは下記の通り。

なお、朝倉は自身のYouTubeチャンネルで「とんでもない人たちと映画を作ることになりました」というタイトルの動画を公開している。

三池崇史 コメント

今この時代、朝倉未来と溝口勇児から誘われて断る人はいないでしょう。随分多くの作品を撮ってきて、色々なことも学んだけれど、その分錆ついたり垢もついてきています。だからここでリセットして、もう1回ピュアな気持ちで映画を撮りたいと思いました。この作品もピュアな感情を大事にしているし、次の時代を担う若い世代が人生を肯定して楽しんで生きていくための光になって、それで映画の世界でも「映画を撮ってみたい」と思う若い人たちが現れればとも考えました。
また、出演者の一般公募も行うので、クローズシリーズと同じように、出演者たちが映画製作の中で成長していく姿を観客の皆さんに観てもらい、ドキュメンタリーの側面も持ち合わせた作品になるといいなと思っています。

樹林伸 コメント

溝口くんから相談を受け、当初は映画のイメージが湧きませんでした。けれど、朝倉さんが少年院で講演する動画を観て、これは映画にできるなと思いました。僕も感動したし、あの場にいた少年たちも心をグラグラ揺さぶられたはずです。映画にはアクションやバイオレンスなどの見せ場もありますが、一番重要なのは感動で、友情・夢・勝利に向かう熱さを中心にあの心が揺さぶられるような感じをストーリーに乗せれば感動する映画ができると確信して、この作品への参加を決めました。
脚本はすでに完成していて、非常に面白いものになっています。漫画雑誌の編集長に脚本を見せたら「ぜひ漫画にしましょう」と言ってくれたので、映画に続いて漫画化も遠くない未来に実現するかもしれません。