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小田の代役RGとこがけんが世界一オモシロい大冒険「DAIBAKUSHOW」令和ロマンは即興

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「YOSHIMOTO presents『DAIBAKUSHOW 2023』」の様子。

昨日12月30日に東京・東京ガーデンシアターでネタの祭典「YOSHIMOTO presents『DAIBAKUSHOW 2023』」が開催され、延べ60組以上の芸人が登場。また、体調不良のため休演となったおいでやす小田の代役を急遽レイザーラモンRGが務め、大声を張り上げて最後まで盛り上げた。

コロナ禍によってお笑いライブが続々と中止になっていた2020年、「OWARAI is not DEAD!!!」を掲げてスタートした「DAIBAKUSHOW」。4回目を迎えた今年は「世界一オモシロい大冒険へ」というコンセプトのもと、例年より各回の公演時間を30分延長し、4時間半の2公演、計9時間の大ボリュームで笑いを届けた。

恒例となっているシークレットゲストのこがけんによるミュージカルで開幕。重い扉を開け、いざ「世界一オモシロい大冒険」へと飛び出していく。そこへおいでやす小田に扮したRGが登場。冒険の書と称したカンペを見ているにもかかわらず噛んだりつっかえたりするこがけんに全力でツッコミを入れつつ、RPG風に描かれたストーリーを一緒に展開していった。

第1部のトップバッターは「THE W」で優勝した紅しょうが。銀シャリはこの大会場にして客席に話しかけるスタイルで、2人が楽しく遊んでいるような漫才で会場の笑顔を誘う。霜降り明星のお互いを限界まで蔑み合う捨て身の漫才には7000人の観客も圧倒され、爆笑の渦に。「M-1グランプリ」王者の令和ロマンは、ひとくだり終わったところでケムリがネタを見失ってしまい、それをくるまがイジる即興的な掛け合いを披露。くるまは話を脱線させ続け、最後まで本筋に戻さない。そんな珍しいやり取りに会場は沸く。その後のトークコーナーで、ケムリはただただ緊張していたためだと素朴な理由を説明していた。

第2部には、最後の1枠を懸けた若手バトルを制したケビンスや、兎の体調不良のため休演となったロングコートダディの代役でダンビラムーチョが出演。ダンビラがある曲を歌い上げるネタは、2人の歌声に会場モニターのスイッチングが相まって会場を魅了した。チュートリアルやフットボールアワー、ミキ、とろサーモンらはアドリブっぽい掛け合いで大きな笑いを作り出し、今年の「M-1」ファイナリストのカベポスター、さや香、くらげも「M-1」決勝とは別のネタで存在感を示す。マユリカはエンディングのトークで再び「ずっとキモダチ」というキャッチフレーズの話題に。不満を述べているとかまいたちに「ガンガンキモいで?」と諭され、「実はお前のほうが(キモさで)勝ってもうてる」と言われた阪本は「えー!?」とショック。大トリの海原やすよ ともこ、中川家は堂々たるステージを繰り広げ、大歓声が送られた。

オープニングアクトとしてとにかく明るい安村やゆりやんレトリィバァもステージを展開。前説や合間のショーでも多数の芸人たちが来場者を楽しませていた。

(写真提供:吉本興業)