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ゴールデン・グローブ賞『オッペンハイマー』が作品賞含む5冠に輝く

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『オッペンハイマー』 (C)Universal Pictures. All Rights Reserved.

第81回ゴールデン・グローブ賞の受賞者・受賞作品が発表され、『オッペンハイマー』が作品賞を含む5冠に輝いた。

本作は、世界の運命を握ると同時に、世界を破滅させる危機に直面するという矛盾を抱えたひとりの男の知られざる人生を、クリストファー・ノーラン監督がIMAX撮影による没入感と共に描き出す壮大な実話ドラマ。ノーラン監督は監督賞にも選ばれたほか、キリアン・マーフィーがドラマ部門 主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrが助演男優賞、そのほか作曲賞を受賞した。

『オッペンハイマー』とともに多数ノミネートされていた『バービー』は楽曲賞と興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)の2冠に終わり、アメリカで同日に公開された大作の対決は『オッペンハイマー』に軍配が上がった。

コメディー/ミュージカル部門の作品賞には『哀れなるものたち』が選出され、主演とプロデューサーを兼務したエマ・ストーンが主演女優賞も受賞した。本作は、『女王陛下のお気に入り』のヨルゴス・ランティモス監督とストーンが再タッグを組んだファンタジー。アラスター・グレイの同名ゴシック小説を基に、胎児の脳を移植され死からよみがえった女性が、まだ見ぬ世界を知っていく冒険の旅を描く。

『哀れなるものたち』 (C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.

また、アニメ映画賞にノミネートされていた宮崎駿監督作『君たちはどう生きるか』が、日本作品で初めて同部門を受賞した。アカデミー賞の前哨戦とも言われる同賞だけに今後の行方に期待が高まる。

『君たちはどう生きるか』 (C)2023 Studio Ghibli

そのほか、結果は以下の通り(★は受賞作品)。

第81回ゴールデン・グローブ賞 受賞&ノミネート一覧
<映画>

【ドラマ部門 作品賞】
★『オッペンハイマー』
『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
『マエストロ:その音楽と愛と』
『Past Lives(原題)』
『The Zone of Interest(原題)』
『Anatomy of a Fall(英題)』

【コメディー/ミュージカル部門 作品賞】
★『哀れなるものたち』
『AIR/エア』
『バービー』
『American Fiction(原題)』
『The Holdovers(原題)』
『May December(原題)』

【監督賞】
★クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
グレタ・ガーウィグ『バービー』
セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
ヨルゴス・ランティモス『哀れなるものたち』

【ドラマ部門 主演男優賞】
★キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』
アンドリュー・スコット『異人たち』
コールマン・ドミンゴ『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』
バリー・コーガン『Saltburn』
ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』
レオナルド・ディカプリオ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

【ドラマ部門 主演女優賞】
★リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
アネット・ベニング『ナイアド ~その決意は海を越える~』
キャリー・マリガン『マエストロ:その音楽と愛と』
グレタ・リー『Past Lives(原題)』
ケイリー・スピーニー『Priscilla(原題)』
サンドラ・フラー『Anatomy of a Fall(英題)』

【コメディー/ミュージカル部門 主演男優賞】
★ポール・ジアマッティ『The Holdovers(原題)』
ジェフリー・ライト『American Fiction(原題)』
ティモシー・シャラメ『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』
ニコラス・ケイジ『ドリーム・シナリオ(原題)』
ホアキン・フェニックス『ボーはおそれている』
マット・デイモン『AIR/エア』

【コメディー/ミュージカル部門 主演女優賞】
★エマ・ストーン『哀れなるものたち』
アルマ・ポウスティ『枯れ葉』
ジェニファー・ローレンス『マディのおしごと 恋の手ほどき始めます』
ナタリー・ポートマン『May December(原題)』
ファンテイジア・バリーノ『カラーパープル』 
マーゴット・ロビー『バービー』

【助演男優賞】
★ロバート・ダウニー・Jr『オッペンハイマー』
ウィレム・デフォー『哀れなるものたち』
チャールズ・メルトン『May December(原題)』
マーク・ラファロ『哀れなるものたち』
ライアン・ゴズリング『バービー』
ロバート・デ・ニーロ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

【助演女優賞】
★ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『The Holdovers(原題)』
エミリー・ブラント『オッペンハイマー』
ジュリアン・ムーア『May December(原題)』
ジョディ・フォスター『ナイアド ~その決意は海を越える~』
ダニエル・ブルックス『カラーパープル』
ロザムンド・パイク『Saltburn』

【脚本賞】
★ジュスティーヌ・トリエ(写真)&アルチュール・アラリ『落下の解剖学』
エリック・ロス&マーティン・スコセッシ『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』
クリストファー・ノーラン『オッペンハイマー』
グレタ・ガーウィグ&ノア・バームバック『バービー』
セリーヌ・ソン『Past Lives(原題)』
トニー・マクナマラ『哀れなるものたち』

【作曲賞】
★ルドウィグ・ゴランソン『オッペンハイマー』
久石譲『君たちはどう生きるか』
ジャースキン・フェンドリックス『哀れなるものたち』
ダニエル・ペンバートン『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
ミカ・レヴィ『The Zone of Interest(原題)』
ロビー・ロバートソン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』

【楽曲賞】
★『バービー』「What Was I Made For?」ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』「Peaches」ジャック・ブラック他
『She Came to Me(原題)』「Addicted to Romance」ブルース・スプリングスティーン、パティ・スキャルファ
『バービー』「Dance the Night」デュア・リパ、マーク・ロンソン、キャロライン・アイリン
『バービー』「I’m Just Ken」 ライアン・ゴズリング、マーク・ロンソン
『ラスティン:ワシントンの「あの日」を作った男』「Road to Freedom」レニー・クラヴィッツ

【アニメ映画賞】
★『君たちはどう生きるか』
『ウィッシュ』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『すずめの戸締まり』
『スパイダーマン アクロス・ザ・スパイダーバース』
『マイ・エレメント』

【非英語作品賞】
★『落下の解剖学』(フランス)
『枯れ葉』(フィンランド)
『雪山の絆』(スペイン)
『Io Capitano(原題)』(イタリア)
『Past Lives(原題)』(アメリカ)
『The Zone of Interest(原題)』(イギリス)

【興行成績賞(シネマティック・ボックスオフィス・アチーブメント賞)】
★『バービー』
『オッペンハイマー』
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
『ジョン・ウィック:コンセクエンス』
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』
『テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR』
『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』

<ドラマ>

【男優賞(ドラマシリーズ)】
★キーラン・カルキン「メディア王~華麗なる一族~」
ゲイリー・オールドマン「窓際のスパイ」
ジェレミー・ストロング「メディア王~華麗なる一族~」
ドミニク・ウェスト「ザ・クラウン」
ブライアン・コックス「メディア王~華麗なる一族~」
ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」

【男優賞(コメディ&ミュージカル)】
★ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」
ジェイソン・サダイキス「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
ジェイソン・シーゲル「シュリンキング:悩めるセラピスト」
スティーヴ・マーティン「マーダーズ・イン・ビルディング」
ビル・ヘイダー「バリー」
マーティン・ショート「マーダーズ・イン・ビルディング」

【男優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】
★スティーブン・ユァン「BEEF/ビーフ ~逆上~」
ウディ・ハレルソン「ホワイトハウス・プラマーズ/米国政治の失墜を招いた男たち」
サム・クラフリン「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
ジョン・ハム「FARGO/ファーゴ」
デヴィッド・オイェロウォ「Lawmen: Bass Reeves(原題)」
マット・ボマー「Fellow Travelers(原題)」

【女優賞(ドラマシリーズ)】
★サラ・スヌーク「メディア王~華麗なる一族~」
イメルダ・スタウントン「ザ・クラウン」
エマ・ストーン「The Curse(原題)」
ケリー・ラッセル「ザ・ディプロマット」
ベラ・ラムジー「THE LAST OF US」
ヘレン・ミレン「1932」

【女優賞(コメディ&ミュージカル)】
★アイオウ・エディバリー「一流シェフのファミリーレストラン」
エル・ファニング「THE GREAT 〜エカチェリーナの時々真実の物語〜」
キンタ・ブランソン「アボット エレメンタリー」
セレーナ・ゴメス「マーダーズ・イン・ビルディング」
ナターシャ・リオン「Poker Face(原題)」
レイチェル・ブロズナハン「マーベラス・ミセス・メイゼル」

女優賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)
★アリ・ウォン「BEEF/ビーフ ~逆上~」
エリザベス・オルセン「ラブ&デス」
ジュノー・テンプル「FARGO/ファーゴ」
ブリー・ラーソン「レッスン in ケミストリー」
ライリー・キーオ「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
レイチェル・ワイズ「戦慄の絆」

【助演男優賞】
★マシュー・マクファディン「メディア王~華麗なる一族~」
アラン・ラック「メディア王~華麗なる一族~」
アレクサンダー・スカルスガルド「メディア王~華麗なる一族~」
エボン・モス=バクラック「一流シェフのファミリーレストラン」
ジェームズ・マーズデン「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」
ビリー・クラダップ「ザ・モーニングショー」

【助演女優賞】
★エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」
アビー・エリオット「一流シェフのファミリーレストラン」
クリスティーナ・リッチ「イエロージャケッツ」
J・スミス=キャメロン「メディア王~華麗なる一族~」
ハンナ・エインビンデル「Hacks(原題)」
メリル・ストリープ「マーダーズ・イン・ビルディング」

【作品賞(ドラマシリーズ)】
★「メディア王~華麗なる一族~」 「1923」
「ザ・クラウン」
「ザ・ディプロマット」
「THE LAST OF US」
「ザ・モーニングショー」

【作品賞(コメディ&ミュージカル)】
★「一流シェフのファミリーレストラン」
「アボット エレメンタリー」
「ジュリー・デューティ ~17日間の陪審員体験~」
「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」
「バリー」
「マーダーズ・イン・ビルディング」

【作品賞(リミテッド&アンソロジーシリーズ、テレビ映画)】
★「BEEF/ビーフ ~逆上~」
「すべての見えない光」
「デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃」
「FARGO/ファーゴ」
「Fellow Travelers(原題)」
「レッスン in ケミストリー」

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