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浅田政志、やんツーらが参加「やんばるアートフェスティバル 2023-2024」1月20日より開催

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沖縄本島北部の山原(やんばる)地域で繰り広げられる「やんばるアートフェスティバル」が、1月20日(土)〜2月25日(日)に開催される。

沖縄島の始まりの地であり、水源地でもある山原(やんばる)。「やんばるアートフェスティバル」は、美しい自然と豊かな文化を誇るこの地を新たなアートの源にしようと2017年にスタートし、今回で7年目を迎える。総合ディレクターを仲程長治が務め、現代アートとクラフトを共存。クラフト部門では沖縄の工芸品が購入できる「YAF CRAFT MARKET」も開催される。

現代アートでは、メイン会場となる大宜味村立旧塩屋小学校で、「北/南」と題して、北海道から進藤冬華、地元沖縄から伊波リンダを紹介。自身の祖母をはじめ、北海道やサハリンなどで年配女性に手仕事を教わりながらアイヌや開拓の歴史などをリサーチしてきた進藤は、布を用いた作品を展示。伊波は、沖縄本島北部が撮影地となる写真シリーズ「Nowhere」で空間を構成する。また、写真家の浅田政志は、やんばるの人々15人と、これまでに撮った膨大な写真から1枚だけ大切な写真を選んで展示するプロジェクトを展開する。

2019年に閉園となった「大宜味村喜如嘉保育所」では、金サジが、戦時中に失うも戦後に復興し国の重要無形文化財となった芭蕉布をリサーチし、人々の記憶を未来へと紡ぐ。また、オクマプライベートビーチ&リゾートでは、永井英男が、オクマビーチへの着地に失敗してガジュマルの木に引っかかった架空のスーパーヒーローの大型彫刻を出現させる。

さらに、八重山の創作や美術工芸を紐解くユニット「五風十雨」は、上勢頭亨が半世紀以上かけて蒐集した文物を収蔵する竹富島「喜宝院蒐集館」の資料を展示。日本列島本土および沖縄本島の西端に位置する八重山固有の文化に触れることができる。他に大小島真木、やんツーら多彩なアーティストが参加。多面的な沖縄を楽しむ旅に出たい。

<開催概要>
「やんばるアートフェスティバル 2023-2024」

会期:2024年1月20日(土)~ 2月25日(日)
メイン会場:大宜味村立旧塩屋小学校
時間:11:00~17:00
休館日:火水
料金:一般500円、沖縄県内在住者300円
公式サイト:
https://yambaru-artfes.jp

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