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「ゴールデンカムイ」山崎賢人「やれること全部やりました!」山田杏奈はスマホに変顔

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「ゴールデンカムイ」完成披露舞台挨拶の様子。

映画「ゴールデンカムイ」の完成披露舞台挨拶が本日1月10日に東京・東京国際フォーラムで行われ、キャストの山崎賢人、山田杏奈、眞栄田郷敦、矢本悠馬、工藤阿須加、柳俊太郎、大谷亮平、高畑充希、木場勝己、玉木宏、舘ひろし、監督の久保茂昭が出席した。

野田サトルによる同名マンガを映像化した本作。ゴールドラッシュに沸いた明治後期の北海道を舞台に、アイヌが遺した莫大な埋蔵金を狙う元陸軍兵・杉元佐一と、殺された父の仇を討つため彼と行動をともにするアイヌの少女・アシリパの冒険が描かれる。山崎が杉元、山田がアシリパを演じた。

山崎は4000人の観客を見渡し、「観て印象に残ったら広めていただきたい、それに尽きます。やれること全部やりました! 観ていただいたらわかると思います」と呼びかける。さらに「雪の中でのアクションや、寒さを感じながらの食事など、北海道に行ったからこそ(映像に)出るものがたくさんありました」と撮影を振り返った。

アシリパ役が決まった際の心境を山田は「マネージャーさんと喜びました。『やったぜ!』と言いましたね」と回想して笑みをこぼす。また彼女は劇中で披露する変顔に関して「原作マンガと比べながら、インカメラで自分の顔を撮り練習しました。白目をむく顔が多いので、鏡だと見えないんです。今もスマホの中に変顔がいっぱいあります」とエピソードを披露した。

玉木は山崎を「いい意味で、すごくフワフワしてる(笑)。ものすごく大変なことをやっているのに、周りにそう思わせない」と称賛。眞栄田は「銃の扱いは(尾形百之助を演じるにあたり)説得力になると思い、現場では常に触っていました」と述懐した。白石由竹役の矢本は「金塊争奪戦に参加するキャラクターにはそれぞれ信念や目的がある。一方で白石はギャンブル好きで『儲かる話なら乗ろうかな』くらいの気持ち。そのラフさや自由さが魅力です」と口にする。

玉木演じる鶴見篤四郎の側近・月島基役の工藤は「現場に行くと、(玉木が)鶴見の雰囲気をまとっていて……。もし皆さんが僕を見て“月島だ”と思ったら、玉木さんのおかげです!」とコメント。双子の軍人・二階堂浩平 / 洋平の2役を担った柳は「キャラクターを見て(自分は)“気持ち悪い動き”担当だと思いました。アクション部と話し合いながら作り上げましたね」と述べる。谷垣源次郎役の大谷は「自分はなぜか真面目なイメージを持たれることが多いので、そういう部分を大切に出していこうと思いました」と語った。

山崎との共演について高畑は「山崎さんとは以前、オタクのカップルをやらせてもらい……」と切り出し、「今回参加した理由は、原作ファンということと、山崎くんが杉元だから」と明かす。舘と同い歳の木場は「調べたところ(演じた)永倉新八は、土方歳三の大ファン。木場勝己は舘さんの大ファンなので、役作りは心配ありませんでした。なんちゃって」と発言し会場を盛り上げる。舘は「ずっと土方歳三という人物を演じたかったのですが、彼は30代で亡くなっているので、もう無理だと思っていました。野田先生の発想によって演じることができ、幸運でした」と伝えた。

久保は「リアリティのある世界で(キャストに)演じてもらいたかった。皆さん生き生きとしていて、個性が出ていて、見ていて楽しかったです」と語る。最後に山崎は「この作品にはいろんな要素があって、たくさんの魅力が詰まっています。最強のスタッフ・キャストで作り上げましたので、年始一発目の映画は『ゴールデンカムイ』を楽しんでいただきたいです」と話し、イベントを締めた。

「ゴールデンカムイ」は、1月19日より全国で公開。

※山崎賢人の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記
※柳俊太郎の柳は木へんに夘が正式表記
※アシリパのリは小文字が正式表記

(c)野田サトル/集英社 (c)2024映画「ゴールデンカムイ」製作委員会