冷戦下の恋人たち描いたカンヌ監督賞受賞作「COLD WAR」6月に公開
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「イーダ」のパヴェウ・パヴリコフスキが監督を務めた「COLD WAR あの歌、2つの心」が、6月28日より公開される。
2018年のカンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した本作は、ポーランドの民族合唱舞踏団で出会った歌手志望の女性・ズーラとピアニスト・ヴィクトルの愛を描くラブストーリー。冷戦時代、15年にわたって西側と東側のはざまで揺れ動き、別れと再会を繰り返す2人の姿をモノクロ映像で映し出す。ズーラをヨアンナ・クーリグ、ヴィクトルをトマシュ・コットが演じた。
パヴリコフスキは極力情報量を排除した画面やストーリーの構成について「つまらないシーンや会話で物語を進めたくない」「物語を体感し、自分で理解してほしい」と語っている。
「COLD WAR あの歌、2つの心」は東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国で公開。
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