高良健吾、主演映画「罪と悪」に怖さと難しさを感じる
映画
ニュース

「罪と悪」新場面写真
映画「罪と悪」より、高良健吾扮するキャラクターの新たな場面写真が到着した。
本作は、ある罪を背負った幼なじみ3人が再会し、20年前と現在をつなぐ2つの殺人事件の真相に迫るノワールミステリー。高良のほかに大東駿介、石田卓也、村上淳、佐藤浩市、椎名桔平がキャストに名を連ねた。
高良が演じたのは、荒んだ家庭環境に育ち、現在は地元の不良たちを集めて闇の仕事も請け負う会社を経営する社長・春。場面写真には、春が誰かに電話しているシーンや、怪訝な表情を浮かべる様子が切り取られた。
これが監督デビュー作の齊藤勇起は、高良とこれまで何度も現場をともにしており、家が近所だった時期もある。高良は「まだプロットもない段階から齊藤さんのデビュー作への思いは聞いていました」と語る。
なお、高良が最初に脚本に触れた際は、あえて配役を知らされていなかったという。彼は当初別の役を想定して読んでいたそうで「春だったので、これは難しいぞと。サスペンスの要素がある物語なので、僕たちの芝居のニュアンスでいろんなことが少しずつ変わってしまう怖さも感じたし、何より役に説得力を持たせることの難しさですね。ある意味でちゃんとしたフィクションだからこそ、しっかり嘘をついて、リアルじゃないことをリアルにしていくイメージ。それが春は一番難しそうだなと思いました」と振り返った。
「罪と悪」は2月2日より全国ロードショー。
(c)2023「罪と悪」製作委員会