岸井ゆきの、松山ケンイチのドラマ「お別れホスピタル」新キャストが明らかに
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「お別れホスピタル」メインビジュアル
岸井ゆきのと松山ケンイチが共演したNHKの土曜ドラマ「お別れホスピタル」より、新たなキャストが発表された。
「透明なゆりかご」の原作者・沖田×華の同名マンガをもとにした本作では、余命数カ月と判断される人や、病状に加え認知症などで日常生活が困難な人がたどり着く療養病棟を舞台に、物語を通して「死を迎える」ことと「生きる」ことの意味を問いかける。岸井が療養病棟の最前線に立つ看護師・辺見歩役、松山が非常勤で一般病棟からやってきた医師・広野誠二役を担う。
療養病棟の医療スタッフ役で内田慈、仙道敦子、長村航希、円井わん、山本裕子、国広富之が出演。辺見の家族役には麻生祐未と小野花梨、患者とその家族役には古田新太、きたろう、丘みつ子、松金よね子、白川和子、小林勝也、根岸季衣、木村祐一、大後寿々花、鷲尾真知子、田村泰二郎、筒井真理子、樫山文枝、木野花、高橋惠子、泉ピン子が起用された。
なお岸井は「台本で読んでいるときと、実際に患者さんを目の前に演じるのと、感じ方が違うシーンが多くあると感じています。それは自分でもこの患者さんに対してこんなふうに思っていたのか、と思うこともあったし、相手を見ていて、予想以上に胸が痛くなることもありました」とコメント。松山は「この作品をきっかけに家族や友人とコミュニケーションを取ることで、少しでも生きづらさみたいなものが解消される可能性があるのではないかなと思います」と思いをつづった。
「お別れホスピタル」は2月3日よりNHK総合でオンエア。ドラマ「透明なゆりかご」や連続テレビ小説「おかえりモネ」を手がけた安達奈緒子が脚本を執筆し、柴田岳志と笠浦友愛が演出を担当した。
土曜ドラマ「お別れホスピタル」
NHK総合 2024年2月3日(土)スタート 毎週土曜 22:00~22:49
※全4話
岸井ゆきの コメント
台本で読んでいるときと、実際に患者さんを目の前に演じるのと、感じ方が違うシーンが多くあると感じています。それは自分でもこの患者さんに対してこんなふうに思っていたのか、と思うこともあったし、相手を見ていて、予想以上に胸が痛くなることもありました。
辺見は、看護師という職業上感情が平坦に見えるときもあると思いますが、色んな患者さんや看護師、先生がいる中で、みんなを分かろうとしているというか、何かを否定せず、他人を受け止めようとしていると思います。
昨日まで笑っていた人が次の日には亡くなっている。病棟では亡くなってからの最期のケアまで担当します。それが仕事だしそこを描くことがこのドラマの重要な部分だと思います。入院したら退院していく人がほとんどいないこの病棟で、最期まで生きること、今を生きていることを感じてもらえたらと思います。
松山ケンイチ コメント
このドラマでは色々な事情を抱える患者さんだけでなく、向き合う看護師側の悩みや抱えている問題なども描かれています。
何も問題を抱えていない人はおそらくいないと思います。
この作品をきっかけに家族や友人とコミュニケーションを取ることで、少しでも生きづらさみたいなものが解消される可能性があるのではないかなと思います。