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モーツァルト&ベートーヴェンの超名曲を堪能する

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兵庫芸術文化センター管弦楽団 第148回定期演奏会

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世に“名曲”と呼ばれる作品はたくさんあるけれど、モーツァルトとベートヴェンの“名曲”となると、これはまさに別格のイメージだ。しかもそれが、モーツァルトの天才性満載の「フルートとハープのための協奏曲」と、クラシック史上最高の有名曲であるベートーヴェンの交響曲第5番『運命』のカップリングとなれば、これは襟を正して聴くしかない。

そんなコンサートが兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)の定期演奏会で楽しめる。指揮は、元ベルリン・フィルのソロ・オーボエ奏者として一世を風靡したハンスイェルク・シェレンベルガー。近年その指揮ぶりに高い評価が集まる名匠だ。そして、モーツァルトの協奏曲でソロを務めるハーピストは、これまたベルリン・フィルのゲストハープ奏者としてその名を知られる名手、マルギット・=アナ・シュース。世界最高峰の音楽を知り尽くしたふたりの共演は、華やかさの極み。春の訪れを感じされる演奏に期待したい。

今回のコンサートのもうひとつの呼び物が、シェレンベルガーの“吹き振り”だ。なんとタクトではなく、オーボエを手に、演奏と指揮を務める二刀流を披露するというのだから興味津々。“これは春から縁起が良い”!

兵庫芸術文化センター管弦楽団 第148回定期演奏会
シェレンベルガー モーツァルト&ベートーヴェン「運命」

■チケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448408

2月9日(金)、10日(土)、11日(日・祝)
15:00開演
兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール

https://hpac-orc.jp/concert/2112/

●ハンスイェルク・シェレンベルガー(指揮・オーボエ)Hansjorg Schellenberger

1948年生まれ。大変な音楽好きの両親の元で育ち、早くから音楽に強い興味を持った。13歳からオーボエを始め、その後、ミュンヘンとデトモルトにおいてオーボエ、指揮法、そして数学を勉強。ミュンヘンのARDコンクール(1972)を含む主要な音楽コンクールで入賞後、ケルン放響のソロ・オーボエ奏者を経て1980年1月から2001年夏までベルリン・フィルのソロ・オーボエ奏者を務める。退団後は、指揮者、ソリスト、教育者の仕事を中心に活躍している。
これまでにソリストとして、カラヤン、ジュリーニ、アッバード、ムーティ、レヴァインなどの著名な指揮者と共演。室内楽奏者としては、アンサンブル・ウィーン=ベルリンを中心に多彩な活動をしてきた。また、1991年にはハイドン・アンサンブル・ベルリンを設立、芸術監督を務めた。2013年度から2022年3月末まで岡山フィル首席指揮者、2021/22 シーズンよりベルリンシンフォニカの首席指揮者に就任。マドリッドのソフィア高等音楽院で教授、3年に1回開かれる国際オーボエコンクール・東京の審査委員長を務めている。