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安田顕「龍が如く8」完成報告会でボヤく「みんな安田を求めてないんだよ!」

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左から長谷川博己、安田顕、成田凌。

セガのゲームシリーズ最新作「龍が如く8」のレッドカーペットセレモニーと完成披露会が本日1月17日に神奈川・大さん橋ホールにて開催され、主人公である春日一番を演じた中谷一博、桐生一馬を演じた黒田崇矢のほか、ゲスト出演した長谷川博己、安田顕、成田凌が出席。龍が如くスタジオ代表で本作の制作総指揮を担う横山昌義も参加した。

「龍が如く」シリーズは、巨大な歓楽街・神室町で裏社会に生きる男たちを描くドラマチックRPG。シリーズ初の海外ステージとなるハワイが舞台となる「龍が如く8」では、どん底から再び這い上がる春日と人生最期の戦いに挑む桐生の物語が描かれる。

レッドカーペットでファンと交流後、完成披露会に登壇した参加者たち。中谷は冒頭から感極まった様子で「待ち続けてくれたファンの皆様、そして横山さんはじめスタッフの皆様。本当に多くの方に支えられて力をもらってます。感無量です」と挨拶した。黒田はシリーズの初期から本タイトルを牽引してきた桐生について振り返り、「前作(『龍が如く7外伝 名を消した男』)では今まで人間らしい部分が描かれなかった桐生が初めて弱い部分を見せ、本作でも病との闘いなど過酷なシーンがある。でも“男・桐生”として弱音を吐かない彼を、今回も皆さんに楽しんでいただけるはず」と力を込める。

横浜星龍会若頭・海老名正孝を演じる長谷川は本作がアフレコ初挑戦であったことに触れ、「うれしかったですね。(画面では)あんなにマッチョでかっこいいビジュアルにしていただいて」とニヤリ。「もとからかっこいいよ!」と声を掛ける横山は「1年前に収録したんですけど、朝から晩までまるまる1日掛けた」と振り返る。過去に長谷川が出演した作品をリサーチしてから収録に臨んだそうで、「イメージ通りの演技」と長谷川を称賛。長谷川は「普段のお芝居と同じようにやると少し(表現が)足りない。これじゃ弱いなって何度も確認して大きく芝居するように意識しました。この調整が難しいんですよ」と明かした。

前作から引き続き登場する伊勢佐木異人町のホームレス・ナンバ役の安田は「3年ぶりの収録でしたが、『頼むぜ勇者さんよ』とセリフを発したらすぐにナンバに戻れた。各キャラとも“再会”したような感じでうれしかったですね」と述懐。「龍が如く」のイベント開催時にはナンバのコスプレをする来場者も多いそうで「キャラがひとり歩きしてますよね。今日もレッドカーペットを歩いていて、“安田顕”ではなくて“ナンバ”を求められているような気がした。みんな安田を求めてないんだよ!」と訴え会場を笑わせる。さらに「ダニエル・ラドクリフっていう名前は知らなくてもハリー・ポッターは知っているじゃないですか。そんな感じ」とぼやきつつ、「レッドカーペットを歩くのは夢だったので、早めに叶ってよかった」と笑顔を見せた。

春日とハワイで出会う青年・三田村英二を演じた成田は、以前から「龍が如く」シリーズをプレイしていたそうで「2005年に発売された『1』を兄がプレイしているのを隣で見て、自分もやるようになって。なのでオファーをいただいたときは即答しました」と回想。「幼い頃は知らなかった新宿の世界や、“男”というものを学びました」とシリーズの魅力をアピール。本作で舞台となるハワイにはまだ行ったことがないそうで、成田は「ゲーム内では先に行っているというのが不思議な体験」と口にする。「まだ完全な映像は観ていないので早くプレイしたいです。でもマネージャーにゲーム機本体を貸しちゃってて……」と話し、「必ず返してもらいます!」と宣言した。

「龍が如く8」は1月26日にPlayStation5、PlayStation4、Xbox Series X|Sなどにて発売予定。堤真一、中井貴一、井口理(King Gnu)も参加している。