Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
ぴあ 総合TOP > 「恵比寿映像祭2024」2月2日から “月へ行く30の方法”をテーマに複合的なプログラムを展開

「恵比寿映像祭2024」2月2日から “月へ行く30の方法”をテーマに複合的なプログラムを展開

アート

ニュース

ぴあ

メインビジュアル

続きを読む

フォトギャラリー(16件)

すべて見る

「恵比寿映像祭」とは、年に一度、東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場を中心に恵比寿の地で行われてきた映像とアートのフェスティバル。今年は2月2日(金)〜18日(日)に開催される。

2009年にスタートして以来、展示、上映、ライブ・パフォーマンス、トーク・セッションなど複合的なプログラムを通じて、多様化する映像表現とそれを受容するありかたまでも問い直してきた。今回の総合テーマは「月へ行く30の方法」。最先端技術により、人々が気軽に月へ行くことも不可能ではなくなりつつある現代。しかし、科学や理論とは結びつかないようなアーティストたちの思考のなかにも、月へ行く別のルートが見つかるかもしれない。そこで「月へ行く」という命題を掲げて、アーティストとともに観客も考えてみる場をつくりだす。

2階展示室では、東京都写真美術館のコレクションを含み、多様な社会的・文化的アイデンティティを持ったアーティストたちの映像、写真作品などを紹介。その中央では、連日、パフォーマンスやライブ・スクリーニング、トークなどが行われ、変化し続ける展示となる。例えば、荒川ナッシュ医、関川航平によるパフォーマンスはその都度異なる1回きりの体験となる。あるいはマルセル・ブロータスは「猫」、ジョン・バルデッサリは「植物」を対象として、言語を超えたコミュニケーションの豊かさについてユーモアを持って問いかける。さらに地下1階展示室では、総合テーマのタイトルにもなった土屋信子の新作インスタレーションなど想像を飛躍させる展示が続く。

なお、2023年から始まった「コミッションプロジェクト」で特別賞を受賞した荒木悠、金仁淑(キム・インスク)による特別展示も楽しみだ。会期中には、第2回コミッション・プロジェクトを委嘱する4名のファイナリストも選出される。

また、センター広場では、アートとデジタル・テクノロジーを通じて、人々の創造性を社会に発揮するための活動拠点「シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]」と連携し、ジェネラティブ・アート作品などの特別上映も行われる。

ほか、ジャパン・プレミアとなるデヴィッド・ハモンズのドキュメンタリー映画、台湾映像短編集など、上映スケジュールも要チェック! 時間に余裕を持って出かけたい。

<開催概要>
恵比寿映像祭2024「月に行く30の方法」

会期:2024年2月2日(金)~2月18日(日)
会場:東京都写真美術館、恵比寿ガーデンプレイス センター広場、地域連携各所ほか
時間:10:00~20:00、2月18日(日)は18:00まで (入館は閉館30分前まで)
休館日:2月6日(月)、2月13日(火)
料金:無料(上映などの一部のプログラムは有料)
※コミッション・プロジェクトのみ3月24日(日)まで(2月20日から10:00~18:00、木金は20:00まで/入館は閉館30分前まで)
公式サイト:
https://www.yebizo.com/

フォトギャラリー(16件)

すべて見る