ボリショイ・バレエ団の元プリンシパル、オリガ・スミルノワがジゼル踊る姿収めた映画
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「オリガ・スミルノワのジゼル in cinema」場面写真 (c)Sasha Gouliaev
ボリショイ・バレエ団の元プリンシパルであるオリガ・スミルノワが出演した「オリガ・スミルノワのジゼル in cinema」が3月8日より、東京のBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で順次公開される。
本作は、2023年10月にオランダ国立歌劇場で行われた公演を撮影したもの。「ジゼル」は農民の娘ジゼルが、恋に落ちた相手アルブレヒトが貴族であり婚約者がいることを知り、取り乱して息絶えることから展開していく。ジゼルは結婚前に死んだ花嫁の精霊・ウィリの仲間に。そして森に迷い込んできた人間や裏切った男を死ぬまで踊り狂わせるウィリたちは、ジゼルの死を悔いて墓を訪れたアルブレヒトを捕らえるのだった。
スミルノワは2022年2月、ロシアによるウクライナ侵攻が開始されると「私の魂のすべてで、この戦争に反対する。ロシアを恥じることになるとは思っていなかった」と意見を表明し、祖国ロシアとボリショイを離れてオランダ国立バレエ団へ移籍した。本作ではスミルノワがジゼル役、イタリア出身でスミルノワと同じくボリショイを離れたジャコポ・ティッシがアルブレヒト役を担う。
YouTubeでは予告編が公開中。
(c) Pathe Live