伊勢谷友介の書籍「自刻像」発売 異母兄との交流、映画への思い、逮捕など“これまで”を語る
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「自刻像」書影
俳優・伊勢谷友介の書籍「自刻像」が、明日1月26日に発売される。
2020年9月に大麻取締法違反容疑で逮捕されて以降、活動を自粛してきた伊勢谷。本書は映画復帰第1作となる「ペナルティループ」が3月22日に封切られるのを前に、彼がこれまで歩んできた人生のさまざまなシーンについて、率直に語ったものだ。
この書籍では、幼少時代を過ごした北海道・函館の記憶、東京藝術大学への入学、沖縄・渡嘉敷島やインドへの旅、複雑な家庭環境、異母兄・山本寛斎との交流、映画に懸ける思い、東日本大震災の際の活動、そして逮捕された際の警察官とのやり取りや、当時の心境について触れられる。伊勢谷が幼少期から大学受験期にかけて描いた絵や、海外旅行先でのスナップなどの写真も収められた。
伊勢谷は「他人や社会のために生きるのではなく、自分のための時間の使い方を探しに、過去の自分と向き合う旅です。お付き合いいただければ幸いです」とコメントした。
伊勢谷友介 コメント
「個の命は種の存続の為にある」ことに気がついてから、地球上で唯一、自らの未来を壊す生物である愚かな我々人類と、その社会の変革のイメージを育み、行動に変えることが僕の人生でした。それが出来なくなった今、次の生き方を模索するために過去の自分に会う旅をしました。他人や社会のために生きるのではなく、自分のための時間の使い方を探しに、過去の自分と向き合う旅です。お付き合いいただければ幸いです。