イーサン・ホークが怒れる牧師に、「タクシードライバー」脚本家の監督作が公開
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「魂のゆくえ」
イーサン・ホーク主演作「First Reformed」が、「魂のゆくえ」の邦題で4月12日より公開される。
本作でホークが演じたのは、米ニューヨーク州北部にある教会「ファースト・リフォームド」の牧師トラー。ある日彼は、ミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談に乗ってほしいと頼まれる。マイケルは地球の未来を憂うあまりに、メアリーが宿した子供を産むことに反対していた。説得を始めるものの、心の底ではマイケルに共感してしまうトラー。一方で彼は、自分の所属する教会が環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることを知る。トラーの信仰は徐々に揺らぎ、怒りと諦念に心をむしばまれた彼はやがて狂気の淵に追い込まれていく。
監督と脚本を担当したのは、「タクシードライバー」「レイジング・ブル」の脚本家として知られるポール・シュレイダー。メアリーを「レ・ミゼラブル」のアマンダ・セイフライドが演じた。なお本作は第91回アカデミー賞の脚本賞にノミネートされている。
「魂のゆくえ」は東京・ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で順次公開。
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