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翼和希、朝ドラ経て「さらに飛躍の年」と決意 OSK『へぼ侍~西南戦争物語~』博品館劇場で開幕

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OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』東京公演開幕会見より、翼和希

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OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』(脚本・演出:戸部和久)が2月1日、東京・博品館劇場で開幕。これに先立ち、主演を務める翼和希が取材に応じ、「さらに飛躍の年となっていきたい」と朝の連続テレビ小説「ブギウギ」出演を経て、決意を新たにしていた。

坂上泉の「へぼ侍」(文春文庫)をミュージカル化した本作。没落士族の再興を目指して、西南戦争に志願する“へぼ侍”こと志方錬一郎(翼)が、一癖も二癖もある仲間たちとともに、自分らしい戦い方を見出し、武器ではなく大阪人らしい機微を使って難題を次々に乗り越えながら成長を遂げる。

OSK日本歌劇団にとって、博品館劇場の舞台に立つのは約4年ぶり。「お芝居の公演で、東京に来る機会はなかなかないので、この機会を大事にし、みんな一致団結して千秋楽まで駆け抜けたいと思っております」と闘志を燃やす。

役どころについては、「主人公の男の子が、商人出身という着眼点がとても面白い。『へぼや、へぼや』と言われながら、商人の知恵を生かして、最後の内戦と言われている西南戦争を生き抜いていて、人間としても成長していく」と説明。もちろん、OSK日本歌劇団らしく、歌やダンスもふんだんに盛り込まれており、「耳で楽しみ、内容も面白くて、とにかく見どころ満載です」とアピールした。

OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』より
OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』より
OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』より

昨年は「ブギウギ」で、初代男役トップスター・橘アオイ役を熱演し、大きな反響を呼んだ。「OSKをたくさんの人に知っていただく機会になったと思うので、(公演にも)足を運んでいただき、OSKを応援してくださる方が増えればいいなと思います。OSKの“泥くさい”強みを、舞台でもお客様にも感じてもらいたいですし、この作品から、今を生きる力、明日への活力をお伝えできれば」(翼)

自身も「ブギウギ」出演を通して、「舞台とは違う表現があるんだと再発見できた」といい、「個人で頑張ってらっしゃるプロの皆さんから刺激を受けたり、学んだことも多くあるので、貴重な経験を取り入れながら、舞台を勤めていきたい」と意気込み。「いつも『飛翔と継続』と言っていますが、今年はさらに飛躍の年となっていきたいですし、今年で102年目を迎えた劇団を続けていかなければという責任も、ドラマ出演を通してより強く感じた。時代時代で変化するのはもちろん、変わってはいけない志を大事にしながら、(OSK日本歌劇団の)歴史をつなげていければ」と話していた。

取材・文・撮影(会見写真):内田涼

<公演情報>
OSK日本歌劇団『へぼ侍~西南戦争物語~』東京公演

原作:坂上泉「へぼ侍」(文春文庫)
脚本・演出:戸部和久
出演:翼和希 / 天輝レオ、壱弥ゆう、唯城ありす、せいら純翔、知颯かなで、柊湖春、南星杜有、凰寿旭、鼓珀響、奏叶はる、ことせ祈鞠

2024年2月1日(木)~2月4日(日)
会場:東京・博品館劇場

公式サイト:
https://www.osk-revue.com/2023/11/30/%EF%BC%91-22.html

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