ラグビー王国の強豪・チーフスがリーグワン王者・S東京ベイと激突!

ラグビー王国の意地にかけて、2連敗は許されない。2月9日『THE CROSS-BORDER RUGBY 2024』のキャプテンズラン(前日練習)を終えたギャラガー・チーフスのBK陣がメディア対応を行った。オールブラックス70キャップを誇るCTBアントン・レイナートブラウンとコンビを組むクイン・トゥパエア、SOジョシュ・イオアネは次のように抱負を語った。

レイナートブラウン「先週のゲームは予定通りにいかなかったので、そこは改善していきしたい。相手はプレー面で南アフリカの影響がある。大きなボールキャリアとキックを使ってくると思う」
トゥパエア「明日はよりフィジカルを生かしてプレーし、ボールキャリアすること、ディフェンスではプレッシャーをかけたい。チームとしてはセットピースからのディフェンスでBK陣をリードしていきたい」
イオアネ「明日焦点を当てたいと思っているのは前に大きな選手がいるので、そこへパスしていきたい。前回のパナソニック戦では自分たちのアタックを見せられなかったので、自分たちのアタックをリードしていきたい」

オールブラックス9キャップを有すトゥパエアは14-38で敗れた埼玉ワイルドナイツ戦をこのように振り返った。
「本当にフィジカルに長けていると前のゲームで感じた。ボールが停滞していないし、すごくトレーニングされているチームだと感じた。ブレイクダウンもディフェンスもタフな対応をさせられた。我々としては『スーパーラグビー・パシフィック』の開幕に向けていいスタートになったと言える」

またトゥパエアは『クロスボーダーラグビー』の継続を望んだ。
「理想的には『SR』と『リーグワン』が合併することが一番いいと思う。南アが『SR』から抜け、ほかの国も参入しているが、日本のクラブも参入すればいいなと思っている。今回の『クロスボーダー』が試金石になると思うので、今後もこの大会が続けばと願っている」

レイナートブラウンは現在のチームの完成度をこう語った。
「明日わかるだろう(笑)。どのチームにも言えることだが、トレーニングを積み重ねることによって、結果につながると思う。先週は求める結果ではなかったが、学びがあった。ただ2月に『SR』のチャンピオンシップがあるわけではない。3～4か月後に向けて毎週毎週向上していくことが大事」

両軍の試合登録メンバーは以下の通り。
【ギャラガー・チーフス】
1ジャレド・プロフィット、2ブラッドリー・スレーター、3ルーベン・オニール、4マナアキ・セルビーリケット、5ナイトア・アクオイ、6ウォレス・シティティ、7トム・フローレンス、8サイモン・パーカー、9コルテズ・ラティマ、10ジョシュ・イオアネ、11ペニアシ・マリマリ、12クイン・トゥパエア、13アントン・レイナートブラウン、14タナ・トゥハカライナ、15リアム・クームズファブリング、16ミレニアム・サネリヴィ、17エイデン・ロス、18シオネ・アヒオ、19ジミー・トゥポウ、20マラキ・ランプリング、21テトイロア・タフリオランギ、-22テビタ・オファ、23ジョシュ・ジェイコム、24ダニエル・ロナ、25ラメカ・ポイヒピ、26ハミルトン・バー、27ケイラム・ボーシェー、28カウヴァカ・カバヴェラタ

【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】
1海士広大、2スカルク ・エラスマス、3松波昭哉、4JD・シカリング、5ルアン・ボタ、6トゥパ フィナウ、7末永健雄、8ファウルア・マキシ、9藤原忍、10岸岡智樹、11木田晴斗、12リカス・プレトリアス、13ハラトア・ヴァイレア、14根塚洸雅、15リアム・ウィリアムズ、16江良颯、17紙森陽太、18才田智、19青木祐樹、20アシペリ・モアラ、21古賀駿汰、22テアウパ シオネ、23金秀隆、24堀部直壮、25土谷深浩、26玉置将也、27押川敦治、28島田悠平

S東京ベイを指揮するフラン・ルディケHCはアーリーエントリーのHO江良をリザーブに並べた。『大学選手権』3連覇に導いた帝京大の主将が、強豪チーフスを相手に他の大学生の先陣を切ることになる。

果たして、チーフスが星をイーブンに戻すのか、S東京ベイが埼玉WKに続いて勝利を掴み取るのか。『THE CROSS-BORDER RUGBY 2024』S東京ベイ×ギャラガー・チーフスは本日2月10日(土)・秩父宮ラグビー場にてキックオフ。チケット発売中。

THE CROSS-BORDER RUGBY 2024のチケット情報
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2448105

NTTジャパンラグビー リーグワン2023-24の特設ページ
https://t.pia.jp/pia/events/rugby-leagueone/