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ピエール瀧の主演映画「水平線」本予告、白石和彌「再生の物語に魂を揺さぶられる」

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ナタリー

「水平線」場面写真

ピエール瀧が主演を務め、俳優としても活躍する小林且弥が初監督を務めた映画「水平線」の本予告映像が解禁。2人の共演作「凶悪」で監督を務めた白石和彌のコメントも到着した。

福島県のとある港町が舞台の本作は、大切な人ときちんと別れないまま立ち止まってしまったある親子の物語。震災で妻を失い心に傷を抱えたまま、高齢者や生活困窮者を相手に散骨業を営む井口真吾を瀧、水産加工工場で働く真吾の一人娘・奈生を栗林藍希が演じたほか、足立智充、内田慈、押田岳、円井わん、高橋良輔、清水優、遊屋慎太郎、大方斐紗子、大堀こういち、渡辺哲もキャストに名を連ねた。

このたび公開された予告には、通り魔殺人事件の犯人の遺骨をめぐって執拗に真吾に迫るジャーナリストの姿や、「私はお母さんの骨が欲しい。ほんのひとかけらだけでも」という奈生のセリフが収録されている。映像の最後には、白石和彌の「失敗を許さない世の中で、再生の物語に魂を揺さぶられる。この物語は小林且弥の物語であり、ピエール瀧の物語であり、見る人の物語だ」というコメントも映し出された。

齋藤孝が脚本を手がけた「水平線」は3月1日より東京・テアトル新宿ほか全国で順次公開される。なお瀧、栗林、足立、内田、小林が登壇する本作の完成披露上映会が、2月19日にテアトル新宿で行われることが決定。2月14日の19時から、劇場の公式サイトで予約受付が開始される。

「水平線」完成披露上映会

2024年2月19日(月)東京都 テアトル新宿
18:00の回上映後、舞台挨拶
<登壇者>
ピエール瀧、栗林藍希、足立智充、内田慈、小林且弥(予定)

白石和彌 コメント

十数年前に出会った小林且弥の目を思い出す。意思が強く、それでいてどこか憂いのある目をしていた。
人を見つめる優しい眼差しは、今も何一つ変わっていない。
失敗を許さない世の中で、再生の物語に魂を揺さぶられる。
この物語は小林且弥の物語であり、ピエール瀧の物語であり、見る人の物語だ。
小林監督、大きな瀧さんの背中を撮ってくれてありがとう。

(c)2023 STUDIO NAYURA