共存か排除か…「猿の惑星/キングダム」公開日決定、予告編も解禁
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「猿の惑星/キングダム」場面写真
SF映画「猿の惑星」シリーズ最新作「猿の惑星/キングダム」の公開日が5月10日に決定。このたび予告編が解禁された。
高度な知能を得た猿たちの反乱や人類の文明崩壊、そして猿と人類の戦争という激動の歴史を描いた「猿の惑星」新シリーズ。その最新作「猿の惑星/キングダム」は今から300年後の世界を舞台とする。ウイルスが猛威を振るい激変した地球では、支配者が人間から猿へと交代。人類が退化していく一方で、高い知能と言語能力を得た猿たちは文明的なコミュニティを持ち、まるで人間社会のような進化を遂げた。そんな世界に生きる若き猿のノアはある日、人間の女性と出会う。野生動物のような存在となった人間の中で“誰よりも賢い”と猿たちに狙われていた彼女と行動をともにするノアは本当の“人間”を知り、徹底的に人類を排除し巨大な帝国・キングダムを築こうとする猿たちに違和感を覚え始める。
本予告には、オランウータンが「“彼”は言った。猿と人間の共存は不可能なのか?」と語るシーンや、ノアが「誰も教えてくれなかった。この世界のすべてを」と話す場面が切り取られた。
本作の監督を務めたのは「メイズ・ランナー」シリーズのウェス・ボール。「To Leslie トゥ・レスリー」のオーウェン・ティーグがノアを演じ、Netflixシリーズ「ウィッチャー」のフレイヤ・アーランらが参加した。ティーグはボールを「とても多くのアイデアを持っていて、素晴らしいコンセプトをもとに、見たこともないような世界を作り上げてくれました」と称賛し、「この世界を皆さんに観てもらうのが待ちきれません。彼と一緒に僕たちは、新しい世界を作り上げたのです」と自信をのぞかせている。
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