はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場「マクベス」開幕にノゾエ征爾「一つ一つ精一杯お届けしたい」
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はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場 ワークショップから生まれた演劇 「マクベス」より。(c)宮川舞子
はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場 ワークショップから生まれた演劇 「マクベス」が、昨日2月17日に東京・東京芸術劇場 シアターイーストで開幕した。
これは、ノゾエ征爾率いるはえぎわと彩の国さいたま芸術劇場の共同企画。近藤良平が芸術監督に就任し、新たなスタートを切った同劇場は、“将来の公演につながる作品の芽をはぐくむ取り組み”を開始した。その一環として2022年春、ノゾエを招いてシェイクスピアの「マクベス」を題材としたワークショップを実施。今回はワークショップで作り上げられた「マクベス」を発展させて公演を行う。出演者には内田健司、 川上友里らが名を連ねた。
ノゾエは「無事に開幕できて皆さんに感謝でしかなく、この作品がどうかなどは、それはもうお客さんお一人お一人の感想が真実だと思っていますが、長年シェイクスピアに携わってる方が大変感激してくださったり、ロビーで高校生くらいの若い子たちが、面白かった!と興奮してた様子を見て、それは素直に、こうして恥ずかしげもなく書いちゃうくらい嬉しく安堵ではあるのですが、すぐに次の本番に向けてヒリヒリすると言いますか、ともかく一つ一つ精一杯お届けしたい気持ちと、ただ、劇場にお越しいただきたい気持ちばかりです。観ていただけたら嬉しいです、何卒、是非」とコメントしている。
上演時間は約1時間45分。東京公演は2月25日まで行われ、その後は3月1日から3日まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 小ホールでも上演される。
はえぎわ×彩の国さいたま芸術劇場 ワークショップから生まれた演劇 「マクベス」
2024年2月17日(土)~25日(日)
東京都 東京芸術劇場 シアターイースト
2024年3月1日(金)~3日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 小ホール
原作:W.シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・演出:ノゾエ征爾
出演
マクベス:内田健司
マクベス夫人:川上友里
山本圭祐、村木仁、町田水城、広田亮平、上村聡、茂手木桜子、菊池明明、踊り子あり