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「スパイダーバース」アニー賞で最多受賞、「君たちはどう生きるか」は2冠

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「君たちはどう生きるか」ポスタービジュアル (c)2023 Studio Ghibli

アニメーション作品を対象とした第51回アニー賞が日本時間2月18日に発表され、スタジオジブリ作品「君たちはどう生きるか」がキャラクターアニメーション賞(長編)と絵コンテ賞(長編)を受賞。「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」が長編アニメーション作品賞を含む7冠を獲得した。

「君たちはどう生きるか」は宮崎駿による長編アニメーション。第2次世界大戦下の日本、母を火事で亡くした少年が不気味な青サギに導かれ、生と死が入り交じる世界を訪れるさまが描かれる。英題は「The Boy and the Heron」で、英語版ではクリスチャン・ベール、デイヴ・バウティスタ、ジェンマ・チャン、ウィレム・デフォーらが声優として参加した。

「スパイダーマン:スパイダーバース」の続編にあたる「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は、マルチバースを自由に行き来できるようになった世界を舞台とした物語。長編アニメーション作品賞のほか、アニメーション効果賞(長編)、キャラクターデザイン賞(長編)、監督賞(長編)などに輝き、最多受賞作品となった。

なお、白砂由佳がNetflixシリーズ「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」で編集賞(テレビ / メディア)を受賞。同作は6冠を達成している。

なお日本からは新海誠監督作「すずめの戸締まり」が長編アニメーション作品賞、アニメーション効果賞(長編)、キャラクターアニメーション賞(長編)など7部門でノミネートされていた。また「君たちはどう生きるか」で音楽賞(長編)にノミネートされていた久石譲は、生涯またはキャリアにおける貢献に対して贈られるウィンザー・マッケイ賞を獲得。主な受賞結果は下記の通りだ。

※宮崎駿の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

第51回アニー賞 主要部門受賞結果

長編アニメーション作品賞

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

長編インディペンデント作品賞

「ロボット・ドリームズ」

短編アニメーション作品賞

「WAR IS OVER! Inspired by the Music of John & Yoko(原題)」

リミテッドシリーズ作品賞

「Kizazi Moto:ジェネレーション・ファイア fromアフリカ」

アニメーション効果賞(長編)

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

キャラクターアニメーション賞(長編)

「君たちはどう生きるか」

キャラクターアニメーション賞(実写)

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」

キャラクターデザイン賞(長編)

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

監督賞(長編)

ホアキン・ドス・サントス、ケンプ・パワーズ、ジャスティン・K・トンプソン「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

音楽賞(長編)

ダニエル・ペンバートン、メトロ・ブーミン「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

美術賞(テレビ / メディア)

トビー・ウィルソン、ジェームズ・ウィルソン、エミール・ミテフ「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」

美術賞(長編)

パトリック・オキーフ、ディーン・ゴードン「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」

絵コンテ賞(長編)

「君たちはどう生きるか」

声優賞(長編)

クロエ・グレース・モレッツ「ニモーナ」

脚本賞(長編)

ロバート・L・ベアード、ロイド・テイラー「ニモーナ」

編集賞(テレビ / メディア)

白砂由佳「BLUE EYE SAMURAI/ブルーアイ・サムライ」

編集賞(長編)

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」編集チーム「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」