動物たちが立ち上がる!栗原類ら出演、こまつ座「どうぶつ会議」開幕
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こまつ座 第125回公演「どうぶつ会議」より。(撮影:宮川舞子)
こまつ座「どうぶつ会議」が、昨日1月24日に東京・新国立劇場 小劇場 THE PITで開幕した。
1971年に初演された「どうぶつ会議」は、ドイツの作家エーリッヒ・ケストナーの児童小説をもとに、井上ひさしが劇団四季に描き下ろした音楽劇。約半世紀ぶりとなる今回の上演では、井上作品に演出助手として携わった田中麻衣子が井上作品の演出に初挑戦し、栗原類、池谷のぶえ、田中利花、木戸大聖、上山竜治、大空ゆうひらが出演する。
ある日、世界中の動物たちが「人間の子供たちがかわいそうだ」と戦争ばかりの世界に抗議するため立ち上がった。日本のとあるサーカスでは、動物たちが劇場にやって来た子供たちを閉じ込めて話し始め……。国広和毅が手がける音楽に乗せ、子供から大人まで楽しめる音楽劇が繰り広げられる。なお美術・どうぶつ造型デザインは香坂奈奈、衣装は西原梨恵が担当した。
上演時間は途中休憩なしの約1時間30分。公演は2月3日まで。
こまつ座 第125回公演「どうぶつ会議」
2019年1月24日(木)~2月3日(日)
東京都 新国立劇場 小劇場 THE PIT
作:井上ひさし
演出:田中麻衣子
音楽:国広和毅
出演:栗原類、池谷のぶえ、田中利花、木戸大聖 / 李千鶴、横山友香、谷村実紀、長本批呂士、中山義紘 / 立川三貴、片岡正二郎、高田賢一、前田一世 / 上山竜治、大空ゆうひ