目標はパリ五輪ベスト8! バスケ男子日本代表が因縁の中国と激突!!
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トム・ホーバスHC
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すべて見る昨夏の『FIBA バスケットボールワールドカップ 2023』以来の招集である。2月16日、『FIBA アジアカップ 2025 予選』Window1を控えるバスケットボール男子日本代表が公開練習を実施。トム・ホーバスHCが7月に迫った『第33回オリンピック競技大会(2024/パリ)』での目標を口にした。
「(第1ラウンドはフランス・リールで開催のため)パリへ行きたい。第2ラウンドへ行きたい。そこへ行ったら、新しい目標を作る。まだそこまで日本は行っていない。(目標は)今日、スタッフ、選手に話した。簡単ではないが、できると思っている」
第2ラウンド=ベスト8という高く険しいターゲットを提示された選手たちはこのように反応した。
富樫勇樹「現実的に狙えるところでもある。『W杯』でのいいイメージもある中、さらにそのひとつ上を目指すことはチームとして楽しみ、想像するとワクワクする」
比江島慎「目標が明確に決まって、もちろん簡単ではないのはわかっているが、みんな達成する自信はあるし、信じてついていきたい」
河村勇輝「簡単な目標ではない。12チームの中でしっかり勝ち上がってパリへ行くのはいいモチベーションになる。日本バスケ男子の挑戦になる。120%以上の力を出さないといけないと思うし、120%以上の力を出す準備をしたい」
『パリ五輪』の高い目標を考えれば、今回対戦する中国はクリアすべき壁である。また2021年11月、ホーバスHCの初陣で63-79の完敗、翌日の第2戦では73-106の大敗を喫した高くて分厚い壁である。
ホーバスHC「今回の合宿が五輪の最終ステージ。『W杯』よりもいいバスケットができるかわからないが、下がりたくない。(中国戦は)勝ちたい。2年半前負けたが、自分たちのバスケットができなかった。今回勝てればみんなの自信が上がる。勝ちたい、勝ちたい。グアムと中国に勝ちたい」
富樫「違う体制になって最初のゲームが中国戦だった。その時は何もできなかったので、成長した姿を見せたい。しっかり勝ちたいと思う」
比江島「(2年半前は)あの時自分は何をしていいか理解せず、トムさんに喝を入れられた。今はやることも明確、あの時見せられなかったことを見せられれば。僕は全然中国に勝てていなかったので、日本が上という感覚は持っていない。高さや身体能力は世界レベルだと思うので、そういう相手とアジア予選でやれるのはいい機会だし、絶対に勝ちたい」
河村「僕はいなかったが、トムさんの初めての試合で大敗したので強いイメージがある。高さもあって、しっかりとアドバンテージを突いてくるクレバーさもあるチームだと思う。その中国を相手にしっかりと自分たちのバスケをして勝たなければ、この先勝っていけないと思うので、今まで積み重ねてきたことを出せればと思う」
【バスケットボー男子日本代表チーム FIBAアジアカップ2025予選 Window1 合宿参加メンバー】
ジョシュ・ハレルソン(C/佐賀バルーナーズ)
比江島慎(SG/宇都宮ブレックス)
須田侑太郎(SG/名古屋ダイヤモンドドルフィンズ)
富樫勇樹(PG/千葉ジェッツ)
原修太(SG/千葉ジェッツ)
阿部諒(SG/仙台89ERS)
ジョシュ・ホーキンソン(C・PF/サンロッカーズ渋谷)
馬場雄大(SF/長崎ヴェルカ)
今村佳太(SG/琉球ゴールデンキングス)
吉井裕鷹(SF/アルバルク東京)
川真田紘也(C/滋賀レイクス)
テーブス海(PG/アルバルク東京)
渡邉飛勇(C/琉球ゴールデンキングス)
井上宗一郎(PF/越谷アルファーズ)
河村勇輝(PG/横浜ビー・コルセアーズ)
三谷桂司朗(SG/広島ドラゴンフライズ)
市川真人(C/ベルテックス静岡)
金近廉(SF/千葉ジェッツ)
川島悠翔(PF/NBAグローバルアカデミー)
果たして、日本代表はオリンピックイヤーに幸先よく2連勝を飾るのか、またもや中国が立ちはだかるのか。『FIBA アジアカップ 2025 予選』Window1・グアム戦は2月22日(木)、中国戦は25日(日)・有明コロシアムにはティップオフ。グアム戦はBS日テレ、中国戦はテレビ朝日系列にて生中継。
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