水上恒司と夏帆がドラマ「ブルーモーメント」出演、レスキュー隊員と脳外科医役に
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左から水上恒司演じる園部優吾、夏帆演じる汐見早霧。
水上恒司と夏帆が、山下智久が主演するドラマ「ブルーモーメント」に参加することがわかった。水上・夏帆ともに山下との共演は初となる。
小沢かなのマンガを実写化する本作。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して、命懸けで救助に奮闘するSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの姿が描かれる。山下が気象庁気象研究所の研究官で、SDM本部のチーフとして災害現場の最前線で働く晴原柑九朗(はるはらかんくろう)役で出演。出口夏希が気象研究所の研究助手であり、SDM本部に配属された帰国子女・雲田彩(くもたあや)役でキャスティングされた。
水上が演じるのは、東京消防庁・消防救助機動部隊に所属する優秀なレスキュー隊員で、晴原の亡き婚約者のいとこ・園部優吾(そのべゆうご)。父の実家は衆議院議員を代々輩出する名家のため何不自由なく育ってきたが、中学生の頃、奥多摩に山岳部で登山した際に遭難する。その際、レスキュー隊員・佐竹尚人(さたけなおと)に救われたことでレスキュー隊に憧れを抱くようになった。隊員になったのち、佐竹がSDM消防班統括責任者に選ばれると、部下である優吾も同班に参加することになる。
夏帆はドラマのオリジナルキャラクター、天才脳外科医・汐見早霧(しおみさぎり)役を担う。若くして“神の腕”を持っていた早霧だが、病院内で起きたある出来事をきっかけにメスを握れなくなり、総合診療科への異動を命じられる。病院での居場所をなくしていたところ、専属の医師を必要としていたSDMに派遣されることになった。
水上は「天気についての知識があったらよさそうだな、勉強したいな、と思っていた時にオファーをいただきました」と述べ「山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています」とコメント。また夏帆は「初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています」と期待を膨らませた。
「ブルーモーメント」は4月より毎週水曜22時からフジテレビ系でオンエア。「イチケイのカラス」シリーズの浜田秀哉が脚本、田中亮と森脇智延が演出を手がける。なお同作は、気象庁、国土交通省、東京消防庁の全面バックアップのもと撮影を実施。映画「天気の子」にも携わった気象庁気象研究所主任研究官・荒木健太郎氏が、気象監修を担当する。
ブルーモーメント
フジテレビ系 2024年4月スタート 毎週水曜 22:00~22:54
水上恒司 コメント
出演が決まったときの気持ち
天気についての知識があったらよさそうだな、勉強したいな、と思っていた時にオファーをいただきました。台本を読んでいるだけでも学びのある部分がたくさんあります。緊張感を持ちつつ、一生懸命頑張りたいと思っています。
レスキュー隊員役を初めて演じることについて
せりふの中に“自分自身が生きて帰ることが何よりも大事なこと”と出てくるのですが、初めてレスキュー隊員を演じさせてもらうので、本当にそれが1番大事なのか、レスキュー隊員は誰のためにやる仕事なのか、どんな人たちとどんなことをするのか…監修の方たちとお話しながら見つけていきたいと思っています。最終的に、こんな人がいてくれたらいいなと思ってもらえるような園部優吾を作っていきたいです。
主演・山下智久の印象や共演で楽しみなこと
山下さんがどんな晴原を作って来られるのだろうと、とても楽しみです。1・2話で優吾が晴原に対してぶつける言葉が、作品にとっても晴原にとっても非常に大事なせりふになっていくので、最初から勝負をかけて頑張りたいと思っています。
ドラマ撮影に向けた意気込みと、視聴者へのメッセージ
2024年の元日から大変なことが起きた日本において、この作品を世に出していく意義を考えながら撮影していこうと思います。エンターテインメントというものが直接何かを救えるようなものではないということは分かりつつも、その力を信じて、見てくださる方々が“明日も頑張ろう”“こんな人たちが本当にいてくれたらいいな”と思ってもらえるように、そして、本当にSDM本部のような部隊を作ってもいいのかなと思わせられるような作品にしていけるように頑張ります。
夏帆 コメント
出演が決まったときの気持ち
初の医師役ということもあり、医療用語が並ぶセリフや所作など、初めて経験することがたくさんあります。台本を読んでいてもまだ自分が演じている姿が想像できませんが、未知の世界に飛び込めることに、とてもワクワクしています。
ドラマオリジナルのキャラクターで、初めて医師役に挑戦することについて
(早霧は)どこかミステリアスでクールなキャラクターですが、そのなかにある人間らしさを大切に演じていきたいと思っています。自分の使命は医療と関わっていく中で人を助けることだと思っているけど、あることをきっかけにメスを握れなくなった彼女が、どんなふうに成長していくのか…私も楽しみですし、見てくださる方も楽しみにしていただけたらうれしいです。
主演・山下智久の印象や共演で楽しみなこと
今回、初めてご一緒させていただきます。昔からドラマや映画などで拝見していたので、共演させていただけることがとてもうれしいです。座長の山下さんに精一杯ついていきたいと思います。
ドラマ撮影に向けた意気込みと、視聴者へのメッセージ
ドラマの登場人物たちと同じように、これから3カ月間、私自身も大きなものに立ち向かっていくような心境です。みなさんに楽しんでいただける作品をお届けできるように、最後まで誠心誠意演じていきたいと思います。
高田雄貴(フジテレビ プロデューサー)コメント
晴原ら気象班が天気を読み、そのバトンを受け取って最前線で人々を救うのがレスキュー班・園部優吾と医療班・汐見早霧です。若くしてSDMに抜てきされた超優秀なレスキュー隊員・園部優吾を演じて頂くのは、“瞳に炎が宿る俳優”水上恒司さん。クールな晴原とぶつかる熱い男・優吾は水上さんをおいて他にいらっしゃいません。その熱さにたがわない徹底した役作りで、クランクインの時にはもともとたくましかった体がさらにたくましくなられ、レスキュー服がぴったりでした! どハマり役と言っても過言ではない水上さん演じる園部優吾にご期待ください。そして、翼を折られた天才医師・汐見早霧を演じて頂くのは、卓越したお芝居と凛(りん)とした美しさを兼ね備える夏帆さん。姉御肌でありながら、ふとした瞬間にはかなさも見せる医師・早霧も最初から夏帆さんがイメージでした! 意外にも医者役は初めてでいらっしゃいます。多種多様な顔を見せてくださる夏帆さんですが、今回は特に“かっこいい夏帆さん”を是非お楽しみに!
(c)フジテレビ