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真田広之が「SHOGUN」ファミリーに感謝「ドラマを作っている過程がドラマチック」

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左からコズモ・ジャーヴィス、真田広之、アンナ・サワイ。

真田広之が主演・プロデュースしたドラマシリーズ「SHOGUN 将軍」の来日大ヒット祈願イベントが本日2月20日に東京・増上寺にて開催され、真田のほかキャストのコズモ・ジャーヴィス、アンナ・サワイ、平岳大、西岡徳馬が出席。エグゼクティブプロデューサーのジャスティン・マークス、レイチェル・コンドウ、ミカエラ・クラベルも参加した。

本作は、ジェイムズ・クラベルが徳川家康ら歴史上の人物にインスパイアされて執筆した小説をもとにした“戦国スペクタクル時代劇”。“天下分け目の戦い”が始まる前夜の1600年を舞台に、窮地に立たされた戦国最強の武将・吉井虎永、日本に漂着し虎永の家臣になったジョン・ブラックソーン / 按針、“謀反人の娘”という宿命を背負うキリシタン・戸田鞠子の姿が映し出される。真田が虎永、ジャーヴィスが按針、サワイが鞠子を演じた。

参加者は24名の甲冑隊が並ぶ間を通り入場。真田による「時は来た! えいえい」の掛け声に一同が「おー!」と合わせ、大殿がライトアップされた。本作で初来日を果たしたジャーヴィスは、徳川家ゆかりの地である増上寺でのイベントについて「ラブリー!」とまず一言。「日本は素敵な場所なので来ることができて本当にうれしい。街がとても清潔な印象があるし、豊かな歴史があるなと改めて感じます」としみじみ述べた。

サワイは本作の配信日が1週間後に控えていることに「とっても楽しみ」と声を弾ませる。「クラベルさんの原作のおかげで日本のことをたくさんの人に知っていただけたと思います。歴史や文化、そして人間性などを忠実に描けたのではないか」と自信をのぞかせ、「この『SHOGUN』ファミリーと一緒に、そして日本の皆様と一緒に(配信を)お祝いできることがうれしい」と喜んだ。

現在はハワイを拠点に活動し、ハリウッド作品への出演が多い平。久しぶりに日本を訪れたと明かしたあと「2月の日本ってこんなに暖かいんでしたっけ(笑)」と口にし、「ハワイから冬物の服を持ってきたんですけど、今日はずっと半袖で過ごしてました」と笑顔で続ける。そして「昨日、共演者の方々と久しぶりに会って、同窓会みたいな雰囲気になって。(撮影は)長い大変な闘いでしたが100%、いや120%の力を出して作り上げたなと改めて感じました」と回想した。

西岡は「40数年前に(1980年に製作された)映画『将軍 SHOGUN』をオンタイムで観ていた」と告白し、「(リメイクとなる本作は)おそらく類を見ないくらいのスケールとスペクタクルのある作品になっている。“サムライスピリット”を満載した素晴らしい出来になりました。参加できて光栄です」と感謝を伝える。真田は西岡と30年以上の共演歴があるそうで「色々なシチュエーションで共演させていただいた。時には敵対する武将だったり、ドクターと患者であったり。回想シーンでお父さんを演じていただいたこともありましたね」と述懐。そして「関係性を言葉ではなく表現できる相手は、徳馬さんしかいなかったと思います。濃いお仕事をさせていただいた」と思い返した。

最後に真田は周囲を見回しながら「コズモやアンナさん、平さんを含め誰をとっても『この人でなければ成立しなかった』と思えるほど幸せな時間を過ごさせていただいた」と言葉を紡ぎ、「ドラマを作っている過程がドラマチックで、どのシーンとか選べないほどにキラキラ光る素晴らしいものができたと思います。ぜひ1話から10話まで観て、この皆の熱い思いを感じ取っていただきたい」とアピールした。

全10話の「SHOGUN 将軍」は2月27日よりディズニープラスで独占配信。初回は2話配信で、その後は毎週1話ずつ新エピソードが更新される。

※西岡徳馬の徳は旧字体が正式表記

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