広瀬アリスが冤罪裁判に挑む弁護士役に 大門剛明『完全無罪』WOWOWでドラマ化
映画
ニュース
『連続ドラマW 完全無罪』
続きを読むフォトギャラリー(2件)
すべて見る『連続ドラマW 完全無罪』が、2024年7月にWOWOWで放送・配信されることが決定。併せて主演を広瀬アリスが務めることが発表された。
社会派ミステリー作品を数多く手がける大門剛明による小説『完全無罪』を原作とした本作。広瀬演じる弁護士・松岡千紗が、21年前に香川県で起こった少女誘拐殺人事件の冤罪再審裁判の担当に抜擢される。自らもその事件で監禁された被害者のひとりであるという境遇を抱えながらも、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙。再審裁判を中心に真相究明への切実な探求心を持つ彼女にしかできない弁護を展開し、事件の真相に迫る本格ヒューマンミステリーだ。
脚本・監督は、『星の子』『MOTHER マザー』などで知られ、今年5月には『湖の女たち』の公開も控える大森立嗣。監督自ら全5話の脚本を手がけている。音楽はKing Gnu、Vaundy、米津玄師など数多くのアーティストの楽曲をレコーディング・プロデュースする江﨑文武が務める。
■広瀬アリス コメント
このお話を頂いた時、今までにやったことのない役柄、作品だったので、29歳の自分がこの作品をやれることをずっと楽しみにしていました。
監督は一連で撮っていかれるので、セリフ量は勿論、専門用語もたくさんある中、緊張感と沢山の刺激を頂き、日々学びながら、とても充実しています。
私が演じる松岡千紗は強さと弱さ両方を持っていて、心の奥底にある人間らしさが魅力だと思っています。今までにない広瀬アリスをお届けできるかと思いますので、楽しみにしていて頂ければと思います。
■監督・脚本:大森立嗣 コメント
この作品は分断を描いています。ある誘拐殺人事件の犯人は冤罪であるのか。絶対にやっていないという犯人とその弁護士、絶対にやっているという元刑事、そう願う被害者の両親。その断絶するふたつの思いが相対します。
そしてその先に何が見えるのか――、可能なら微かに見える光を感じたい。
主演の広瀬アリスさんは自らが被害者である事件の犯人を冤罪であると信じる難しい役に挑んでいます。心を揺らし、傷つきながら前を向きます。私は彼女の演じる役に温かい血を流し込みたいと思っています。
この作品が今、世界とこの国で起きている、戦争、移民、ジェンダー、世代間、あるいは不寛容さなどのあらゆる分断に一筋の光を。そう願って今撮影に臨んでいます。完成を楽しみにしていてください。
■原作・大門剛明 コメント
『完全無罪』ドラマ化ありがとうございます。一報を聞いて書いた当時の記憶が蘇りました。うどんを食べたり、車で走って時間を測ったり、香川弁に苦労したり……あれからもう六年経つのかと。先日、撮影現場にお邪魔させていただきました。私が頭で考え活字で表現したものが多くの人によって現実に動き出すというのは、やはり感慨深いものがありますね。主人公・千紗は難しい役だと思いますが、広瀬アリスさんならうまく演じてくださると期待しています。WOWOWさんにはこれまでにも何度か映像作品を作っていただきました。今回もきっと面白い作品になると、イチ視聴者として楽しみにしております。
<番組情報>
『連続ドラマW 完全無罪』
2024年7月 WOWOWで放送・配信
特設サイト:
https://www.wowow.co.jp/drama/original/kanzenmuzai/
フォトギャラリー(2件)
すべて見る