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ピッコロ劇団「ロボット-RUR-」開幕、高橋正徳が自信「100年後に響く作品になった」

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兵庫県立ピッコロ劇団 第78回公演 ピッコロシアタープロデュース「ロボット-RUR-」より。(撮影:堀川高志 / kutowans studio)

兵庫県立ピッコロ劇団 第78回公演 ピッコロシアタープロデュース「ロボット-RUR-」が、本日2月23日に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホールで開幕する。

「ロボット-RUR-」は、チェコの劇作家カレル・チャペックの戯曲。ロボット工場がある孤島を舞台に、ロボットを人間のように扱うよう求める大統領の娘ヘレナ・グローリオヴァーと、ロボットによって人間が労働から解放されることを説く工場社長ハリー・ドミンの様子が描かれる。演出を手がけるのは文学座の高橋正徳。ドミン役を三坂賢二郎、ヘレナ役を木村美憂が務める。

開幕に際し、高橋は「『ロボット-RUR-』初日を迎える事ができました。この作品はおよそ100年前に書かれたものですが、まるで現在を予見していたような示唆に満ち溢れています。生成AIの進歩により、色々な事が人間に取って代わりつつある社会の中で、人間が人間であり続けるとは何かという問いかけを、現代人の我々に投げかけてきます。ピッコロ劇団の劇団員をはじめオーディションで選ばれた関西の役者陣、また素晴らしいスタッフと共に現代に通じる、そして今からまた100年後に響く作品になったと自負しております。ぜひ劇場に足をお運びください。お待ちしております」とコメントした。

上演時間は休憩ありの約2時間35分。公演は2月25日まで。

兵庫県立ピッコロ劇団 第78回公演 ピッコロシアタープロデュース「ロボット-RUR-」

2024年2月23日(金・祝)~25日(日)
兵庫県 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

作:カレル・チャペック
翻訳:田才益夫
演出:高橋正徳
出演:森好文、風太郎、岡田力、今仲ひろし、浜崎大介、野秋裕香、三坂賢二郎、木村美憂、有川理沙、谷口遼、岡島大祐、木下鮎美 / 小林輝里花、高瀬海帆、辻智之、森島隆博、森田学

※高瀬海帆の「高」ははしご高が正式表記。