ヤングケアラーの女子高生描く「猫と私と、もう1人のネコ」公開、一青窈が出演と主題歌担当
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「猫と私と、もう1人のネコ」ポスタービジュアル
映画「猫と私と、もう1人のネコ」が3月に公開されることが決定。一青窈が出演し、主題歌を担当していることがわかった。
本作は社会問題となっているヤングケアラーに焦点を当てた物語。美術部に所属する女子高生・清瀬櫻は東京への美大進学希望を母の環に反対されている。娘の意思を大事にしたい父の紘一とは対照的に、一方的に自分の思いを通そうとする環は紘一を家から追い出してしまう。そしてぎこちない母子生活が始まるが、突然環が職場で倒れたという連絡が。櫻は誰にも言えない気持ちを匿名でSNSに書き込み始め、偶然出会った野良猫を救うことで自分らしさを取り戻していく。
オーディションで選出された吉名莉瑠が櫻を演じ、一青が職場で倒れ介護が必要になってしまう環、津田寛治が娘思いの父親・紘一に扮する。そして市川右若、市川新八、大國千緒奈、坪内陽子、福田サン、白川雄也、塩田みう、松浦弘歩、樋口千颯がキャストに名を連ねた。自ら保護猫活動を行う祝大輔が監督を務め、“子どもが子どもらしくいられる街“を皆で作っていきたいという思いで全編を福岡県内で撮影。阿久根知昭が脚本を担当し、一青の「ただやるだけさ」が主題歌に起用された。
「猫と私と、もう1人のネコ」は3月22日から3月28日まで福岡・KBCシネマおよび東京・Morc阿佐ヶ谷で上映。3月30日から大阪・シアターセブンで上映される。
(c)2024 「猫と私と、もう 1 人のネコ」製作委員会