マッハスピード豪速球「ビートたけし杯 漫才日本一」優勝、たけしは漫才始めたきっかけ
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優勝を喜ぶマッハスピード豪速球。
本日1月28日、漫才コンクール「ビートたけし杯 漫才日本一」が東京・東洋館で開催され、マッハスピード豪速球が優勝した。
「ビートたけし杯 漫才日本一」は、ビートたけしが名誉顧問を務めるイベント「江戸まち たいとう芸楽祭」の一環として行われたもの。事前の映像審査を勝ち上がったマッハスピード豪速球、いい塩梅、ザ・パーフェクト、ブラットピーク、がじゅまる、ヤマメ、オッパショ石、ゆかりてるみ、キープランニング、モンローズが激突した。同大会は「つまらない奴が審査しても意味がない。その日一番ウケた奴が賞を持っていけ」というたけしの意見が反映されており、高田文夫やナイツによる審査、127人の観客による投票で優勝者が決定している。なお、準優勝扱いとなる「高田文夫賞」にはモンローズが選ばれた。
マッハスピード豪速球は優勝が決まった瞬間、雄叫びを上げて大喜び。アル北郷が「マッハスピード豪速球は今はフリーだけど元々はオフィス北野なんですよ!」と指摘すると、たけしは「なんだ選ぶんじゃなかった!」と冗談を飛ばしつつ、「売れたら俺を使ってね」と笑顔で表彰状を2人に渡した。
マッハスピード豪速球・ガン太は「前に1回だけたけしさんに挨拶させてもらったときに『漫才師か?』と聞かれて『コント師です』と答えたら、『あぁ、そうか』と言ってそのままどこかに行かれてしまった。あのとき『漫才師です』と答えていたら何かあったのかなとずっと引っかかってて、そこから漫才を始めたんです。そしたら、たけしさんが事務所を離れてしまって……。一生、たけしさんに漫才を見せられないんじゃないかと思っていたから、本当にうれしいです!」と感慨深げにコメント。たけしはマッハスピード豪速球に「ちゃんとウケてると思った。若手も腕が上がってるから、場所が違えばほかの奴がウケてたかもしれない。それを頭の中に入れて、これからもがんばってください」とエールを送った。
マッハスピード豪速球には賞金30万円と副賞「浅草東洋館1日エレベーターボーイ権」「芸楽祭レギュラーメンバー権」が贈呈される。優勝者会見の様子は明日掲載する予定だ。