クリント・イーストウッドの意味深な表情が 『運び屋』新予告&場面写真公開
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3月8日に全国ロードショーされるクリント・イーストウッド監督最新作『運び屋』より、新予告と場面写真が公開された。
参考:『運び屋』クリント・イーストウッドがコメント 「この仕事はとても魅力的なんだ」
本作は、イーストウッドが自身の監督作としては『グラン・トリノ』(2009年)以来、10年ぶりに主演を務めた実話を基にした人間ドラマ。仕事一筋で家庭をないがしろにした挙げ句、事業の失敗で家財の一切を失ってしまった孤独な老人アール・ストーンが、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられ、メキシコ麻薬カルテルの“運び屋”となる模様を描く。
イーストウッド扮するアールを追い詰める麻薬取締局の捜査官役をブラッドリー・クーパーが演じるほか、ローレンス・フィッシュバーン、アンディ・ガルシア、マイケル・ペーニャ、ダイアン・ウィースト、そしてイーストウッドの実の娘であるアリソン・イーストウッド出演している。
今回の映像と場面写真は、イーストウッド監督史上で6本目の快挙となる、全米興収1億ドル突破の大ヒットを記念して公開されたもの。場面写真では、眉間にしわを寄せて何かを見つめる、イーストウッド扮するアールの姿が捉えられている。
一方の映像では、「家族は宝だ。だが俺が身勝手すぎた」と独白するアールが、「車の運転さえすれば金になる」仕事を引き受けることになる。だが、その仕事は巨大麻薬組織の運び屋だった。麻薬取締局捜査官たちが「信じられない距離を走っている」と驚愕する伝説の運び屋を、イーストウッドが俳優としての集大成となる演技で体現。気ままな安全運転で大量のドラッグを運び警察を翻弄、巨大麻薬組織からも一目置かれた史上最高齢の運び屋アールに、遂に警察の捜査の手が迫る。「これで最後だ」というアールの意味ありげな言葉の先に、どんな結末が待ち受けているのか。(リアルサウンド編集部)